3語からなる句動詞(2)
先月と今月のビジ英で「3語からなる句動詞」が結構出てきていました。
●come [over / across] as ~ ~という印象を与える(ビジ英12月号、p.22)
同じ回のVignette に2つも!Daily Quiz 3 ではappear to be で言い換え。クリスさんは、appear, be seen as, be understood as と説明していました。
●own up to+(動)名詞 (罪などを)認める(ビジ英12月号、p.25、1(a))
Daily Quiz 1
Acknowledge any error and update what was posted accordingly.
誤りは何であれ認め、書き込み内容を適宜改訂することです。
→Own up to any error and update what was sent accordingly. に書き換え。
look forward to -ing などと同様、to不定詞を続けないように注意しなければ!その他、acknowledge は、論文の最後の「Acknowledgement.(謝辞)」としておなじみなので「感謝する」がまず思い浮かんだのですが、第一義は「認める」。そしてその発音はエグナレジと聞こえました。また、error はここでは文脈的に「考え違い」の意味なのでuncountable。
動詞+up+to のパターンは他に「live / measure up to (要望・期待など)に応える」(ビジ英1月号、p.44)がありました。
●walk out on (人) (人)のもとを去る、(人)を見捨てる(ビジ英1月号、p.48)
日本語では「立ち去る」と言いますが、英語では「歩いて出ていく」→「見捨てる」。
次の文に似ていると思いました。
Dr. Lee never gives up on a patient. (キーワードで英会話 '06.9月号、p.20)
ドクター・リーは決して患者を見捨てない。
どちらも「(対象と)関わり続ける状態」がon でうまく表されています。確か、番組中の説明では「(人)に際して」と訳語を当てていました。
録音した放送を聞き直してみると、いずれもやはり真ん中の副詞のところにイントネーションの山があります。副詞の存在感が伝わるように発音するとネイティブっぽく聞こえるかもしれません。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント