おくしもろん(文章編)
久しぶりにビジ英に Oxymoron が登場していました。
・“Always” and “never” are two words you should always remember never to use. ―Graffiti Corner (2007年8月, p.27)
「いつも」と「決して~ない」は決して使わないことをいつも覚えて置くべき2語である。
・Thank God, I'm an atheist! ―Luis Bunuel (Mexican filmmaker, 1900-1983)
神様、私は無神論者でよかった!
・These Are the Good Old Days ―Fortune紙
今こそ古きよき時代 →Those were the good old days. (あの頃はよかった。)という決まりフレーズのモジリ。
・I'll go to hell for heaven's sake. ―♪“Go To Hell” by Megadeth
オレは地獄に行くゼ、絶対。
for heaven's sake はお願い事の強調。hell と heaven の対比が皮肉になっていておもしろいlyrics です。
・I must be cruel only to be kind. ―“Hamlet” by W. Shakespeare
残酷にならねば、やさしくなるには。
・Parting is such sweet sorrow. ―“Romeo and Juliet” by W. Shakespeare
別れはかくも甘美な悲しみだ。(sssの頭韻にも注目)
2006年上期(8月)の遠山顕先生の英会話上級で、「Oxymoron特集」をスポット的に聴きましたが、その中で遠山先生が頭韻を踏んでいることを「head rhyming」と言っていました。頭韻は「ビジ英」や「ものしり」にも頻繁に出てきますが、杉田先生や小林(章)先生はよく「alliteration」と言っています。一方、脚韻については普通はrhymeのみでOKですが、頭韻と区別するためにend rhyme と言うのが正確かもしれません。ということで、このブログではセットフレーズ集の中で、head rhyme 型とend rhyme 型と呼んで分類しています。
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