名が体を表さない(revised)
自身が意味する事柄とは相反する性質を持った単語やフレーズに注目してみました。これはironyの一つのパターンで、広義のoxymoronと言えそうです。
●lame rhyme ぎこちない韻
「ぎこちない、うまくない韻」を意味するのに、このフレーズ自体はちゃんと脚韻を踏んでいます。lameには元々「足の不自由な」という意味があるので、『「脚」韻がまずい』が原義でしょうか?このlame rhymeの組み合わせ自体は私の思いつきなのですが意味は通じると思います。
●abbreviation 略語
「略語」を意味する単語なのに、その単語自体が妙に長いという矛盾です。確か昔の「ビジ英」のGraffiti Cornerか何かで、そういう内容の文が紹介されたことがありました。ちなみにabbreviationの略語は、abbr. または abbrev. と、略語としても長いです。
●& アンパーサンド(ampersand)
&はおなじみの「アンド」を表す記号ですが、正式名称はampersand(<&(=and) per sei and:「&それ自体でand」の意味のラテン語)です。つまり、&=short and であるわけですが、実際の呼び名はampersandと元のandより長くなっています。
今後、また思いついたら追加していきます。ちゃんと「名が体を表す」タイプはこちらの記事をご参照下さい(少し例を追加しています)。
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