アナグラム

2023年9月 3日 (日)

アナグラムのまとめ

今回はこれまでのアナグラムのまとめになります。アナグラム(anagram)とは、文字を入れ替えると元と同じ又は別の意味になる言葉を指し、いくつか種類があります(今回は例示は割愛)。

①回文 (palindrome):文字を逆から読んでも全く同じになる言葉(逆から読んで別の意味になるものはsemordnilap)。

②スプーナー誤法 (spoonerism):頭音同士を間違えて又は故意に入れ替えること。大抵は意味をなさないが、ギャグに使われることも。

③タイポグリセミア (typoglycemia):文字*を入れ替えても元の文と同じように読めてしまう文、又はその現象名。*単語や文節の最初と最後の文字を除く。

<私見>①の回文についてはマニアの方が結構いそうですね。「Ailihphilia」という回文同好会もありそうw。②は脳がバグった感じで、聞くとなぜかクスッとなりますが、逆に③は脳の補正力恐るべしな現象です。文章の校正等のお仕事をしていらっしゃる方にとって③は大敵ですね。

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なお、アナグラムに似た単語としてアンビグラム(ambigram)がありますが、こちらは文字(列)そのものを180度回転させたり、鏡像反転させたりして、同じ又は別の意味になるものを指します。主にデザインやアートのカテゴリーだと思いますが、CHAT-GPTにアンビグラムについて尋ねたらアナグラムと勘違いしていたので混同には注意したいところです。

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2009年1月16日 (金)

Spoonerism

「実ビジ」1月号テキストの「はじめに」では、「通常はあまり使わないような長い単語を、意味も不確かなままに使いこっけいな効果を生んでしまう」ような言い間違い=malaproprismが紹介されていました。直訳すると「不適切法(mal+apropr+ism)」でしょうか。反対に、(聞き手側の)聞き違いはmondegreen(実ビジL7(3)でクリスさんの解説あり)と言いました。

さて、言い間違いといえば、二つ(以上)の単語の先頭の音を故意に入れ違いにすること(頭音転換)、またはそういう言い間違いのことをspoonerism(スプーナー誤法)というそうです。それを頻繁にすることで有名だった英国のスプーナー牧師(W. A. Spooner, 1844~1930)の名前が一般名詞化したものだそうです(アルク・英辞郎)。洋画などで英語でしか通じないジョークを訳す際、この頭音転換が日本語で使われるのを見たことがあります。そのあたりはきっと翻訳者の腕(センス)の見せ所なんでしょうね。

最近見かけた例:
Herlock Sholmès エルロック・ショルメ
 *「怪盗紳士ルパン」に登場する、シャーロック・ホームズ(Shorlock Holmes)を想定した探偵キャラ。

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