Vodka Day
一昨日ご紹介したウオッカ(Vodka)が昨日のビクトリアマイル(GI)を圧勝しGI5勝目を挙げました。その差はなんと7馬身!ライバル17頭をはるかかなたに置き去りにするという衝撃のレースでした(写真の一番右の馬がウオッカ)。
●Victoria Mile field tipsy after too much “Vodka”
『強烈 「ウオッカ」に酔いしれたビクトリアマイル』
(Racing News, JRA, 2009.05.17)
tipsyは「ほろ酔いの」という意味の形容詞で、ウオッカ(Vodka)がお酒の名前でもあることに引っ掛けて、「競馬場の観客がウオッカの強さに酔いしれた」ことをうまく表現しています。
ここで、ウオッカの栄誉を称え、彼女がこれまでに勝ったGI戦を競馬記事(JRA Racing News) の見出しで振り返ってみます(訳出は管理人)。
●阪神ジュベナイルフィリーズ(2006.12.03)
Vodka Toast of Her Class
「話題のウオッカが祝杯」
※toast 「祝杯」と「評判の人(ここでは馬)」をかけている
●日本ダービー(東京優駿)(2007.05.27)
Vodka a stunner at the Derby
「ダービー馬は衝撃のウオッカ」
※stunner 大きな衝撃を与えるもの/驚くほど素晴らしい人(物)
●安田記念(2008.06.08)
Vodka back to her best in the Yasuda Kinen!
「安田記念でウオッカが復活V!」
●天皇賞・秋(2008.11.02)
Vodka edges Daiwa Scarlet by 2 cm for historic Tenno Sho (Autumn) finish
「天皇賞(秋)はウオッカがダイワスカーレットを2センチ差で破り歴史的勝利」
※edge (vt.) ~に小差で勝つ、~との接戦をものにする
こうして記事の見出しを読むだけでもウオッカのスゴさが伝わってきます。どの勝利も記録だけでなく強烈に記憶に残り、ファンに大きな感動を与えてくれる点で、間違いなくウオッカは稀代の名馬といえます(あえて名牝とは呼びませんw)。
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