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2024年3月 4日 (月)

競走馬名の由来 (2024.3.3)

3/3(日)、クラシック戦線も一冠目に向けてのトライアルが既に始まり、春のGIが待ち遠しい今日この頃です。ということで、語学学習と競馬観戦のコラボ企画(主旨:言語学的に気になる競走馬名の由来を調べながらその馬を応援)の7回目をやっていきたいと思います。今回もJRAのHPにお世話になります。

小倉2R⑩ダックアンドレイク (Duck and Drake):水切り遊び
⇒通常は「make [play] ducks and drakes」と使いますが、転じて、make [play] ducks and drakes of ...で「~を浪費する」という意味になります。結果は11着。ちなみに「A and B」のパターンの遊びといえば、
hide-and-seek(かくれんぼ)があり、ハイドアンドシーク (Hide and Seek) と名付けられた競走馬も過去にいました。

阪神4R⑩バラン (Baran):おひつじ座(ポーランド語)
⇒お弁当に入れる緑のギザギザ(
仕切り)のバラン(←何語?)ではなくて、星座のおひつじ座でした。バランで星と来ればアルデバラン (Aldebaran、おうし座のα星) を連想しますが、こちらの由来はアラビア語の「後に続くもの (Al Dabaran)」=すばるよりも少し遅れて日周運動している星で、語源的に関係なさそうです結果は6着。星関連の名前を持つ競走馬も結構いるかもしれません(パッと出てきませんが)

中山4R⑨エスカル (Escale):ストップオーバー(仏)。より高みへと進む。もっと先に目標がある
⇒プロスポーツ選手が区切りの勝利(100勝とか)のインタビューで「通過点です」と答えるシーンがよくありますが、そんなイメージの命名でしょうか。
結果は頑張った着(7人気)。ちなみに、仏語でエスカルと来ればエスカルゴ(escargot)を連想しますが、語源的には関連はなさそうです。

以前、当ブログでスペイン語とアイヌ語のハイブリッド馬名(ベルダーイメル)を紹介しましたが、今回はポーランド語の馬名(バラン)も登場し、馬名の多言語化が進んでいることを改めて実感しました。polalaさんのブログ記事では、そのトレンドがチャートで示されていて、(英語を除く)外国語由来の不動の1番人気はやはりフランス語、次位がイタリア語、その次にドイツ語、スペイン/ポルトガル語と続くそうです。polalaさんのブログのような、多言語学習の一環として競走馬名を取り上げるガチなブログはあまりないと思いますので、特に英語以外の言語にも興味がある競馬ファンの方にはおススメです。

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