sanction of sanctions
一昨日の「ニュースで英会話」で、sanctionは(なぜか)-sをつけて「制裁」となるが、(公式の)「認可」という意味もあるので要注意とのことでした。ということで、強韻(ごういん)な反復型を1つ。
sanction of sanctions 制裁の認可
このように、同音異議語(homonym)、というかまったく同じスペルで意味が逆になるようなものはやっかいですね。例えば・・・
●oversight ①監視 ②見過ごし
①はoversee(vt. 監視する)の名詞形で、overに制圧感があります。②は文字通り、sight(視界)をover して(超えて)しまったということ。もし監視と見過ごしを取り違えたら、それこそ見過ごせない大きな違いになってしまいます。
他に「どっちがどっち?」といった感じの単語・フレーズはこちら。
最近、日本語でも例を見つけました→「偏在」と「遍在」。
偏在:偏って存在する事(overconcentration/maldistribution)
遍在:どこにでも存在する事(omnipresence/ubiquity)
どちらも「へんざい」なのに意味が真逆。会話中は判断つきません。というか会話では使わない、ですかね。前者の偏在なら「局在」が便利かも。
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