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2007年11月25日 (日)

PUN その9(disconcert&fiddle)

久々にPUNが出来上がりました。しかも個人的にとてもリアルなPUNが・・・。

This concert has disconcerted me, although your fiddle is as fit as a fiddle.
 君のヴァイオリンはすこぶる調子がいいけど、このコンサートにはハラハラしたよ。

 コンサートが終わった時にこう言われたら演奏者としてはかなり微妙ですね。実はこの英文の前半(主節)を実際に言われたことがあります(日本語で)。難しいpassage を弾く時に難しそうに弾いているため、聴く側は「大丈夫かな」とdisconcérted(ハラハラしてしまう、ビジ英10月号,p.70,2nd見出し語)になるのだそうです。
後半(従属節)ではviolinをわざとfiddle(violinのフォーク、カントリー音楽における呼称。クラシックでは意図的にやや軽蔑的なニュアンスを含んで使われる)と呼んでpunにしています。as fit as a fiddle(明朗快活な)はsimile(直喩)の1つで、元気がよい(この場合は楽器がよく鳴る)様子をf-fの頭韻でテンポよく表現しています。つまりこの文章は、楽器自体の性能はよいがパフォーマンスが未熟でお客さんを当惑させてしまったという皮肉になっています。
今回のpun は自分にとってリアルすぎるのでずっと覚えていそうです(笑)。もし、こんなpun を言われたら、Oh, you're a poet, and you don't know it. (おお、あなたは詩人ですね、しかもそれに気づかない:下線が脚韻)と言ってかわします(それでかわせるのか大いに疑問ですが・汗)。

さて、11/22発売のAERA English(1月号)は単語大特集です。今回は祝3周年記念の豪華版。NHK講座の人気講師(杉田敏先生、遠山顕先生他)も登場し、目的別・タイプ別単語教材の紹介も充実、さらに特別付録としてニュースがわかる最新単語帳(別冊)もついています。書店にお立ち寄りの際はぜひお買い求め下さい!手前味噌ですが私の紹介記事(p.23)も載せていただいています。

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コメント

ご無沙汰しました!ぜひ、AERA Englishの記事を読んでからコメントを書きたいと思っていたのですが、なかなか見る機会がありませんでした。今日、晴れて拝見させていただきました。

やまちゅうさんは、理系専門でありながら、英語にも長けて、さらにはバイオリン奏者なんですか?天は2物も3物も与えているのですね。恐れ入りました~

投稿: monto | 2007年11月28日 (水) 21時50分

monto さん、嬉しいコメントをありがとうございます。また、記事もお読み下さりありがとうございました。ブログの最大の楽しみの1つは全国の皆さんとinteract できることですね。その楽しみが記憶にもつながっていきます。
ところで、そのAERAの中で、英語に対するスタンス(タイプ)ごとに参考書を紹介しているコーナーがありましたが、montoさんは何タイプでしょうか?私は断然「語源派」に興味がひかれました。

投稿: やまちゅう | 2007年11月29日 (木) 08時38分

やまちゅうさん、AERAは立ち読みだったのです。待ち合わせが本屋さんで、そこで、とりあえずやまちゅうさんの記事だけ読みました。その後、パラパラめくって見たら、なかなか他の記事も読み応えありそうだったので、買おうかな、と思ったのですが、そこへ友達がやって来たため、買い損なってしまったのです。でも、英語に対するタイプ分けというのも面白そうだし、やはり買いたくなりました!

ちなみに、私の場合、単語を覚える際は、語源も大いに参考にします。あと、どんな文脈で出てきたのか、その大意だけでも覚えておきたいと思っています。が、なかなか、覚えきれません。

投稿: monto | 2007年12月 3日 (月) 22時52分

motoさん、何だかAERAの宣伝になってしまいました、すみません^^;
単語が記憶に残るかどうかはcontextも重要とのこと。全く同感です。インパクトがない流れだと、なかなか記憶には残りません。そこで私の場合、逆に自分で覚えやすいように造語(押韻)したり、英語でストーリーを想像したりするのが1つの楽しみになっています。まぁ、それでも忘れることは多々あるわけですけど・・・気長にいきたいと思います。

投稿: やまちゅう | 2007年12月 4日 (火) 08時39分

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