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2007年7月

2007年7月28日 (土)

数学表現

いや~暑いですね~。気分転換にブログの背景を涼しげに変えてみました。

ビジ英(7月号p.36,3rd見出し語)で multiply (増加する)が出てきました。その説明としてクリスさんが英語の掛け算の表現を紹介していましたので、今回は数学表現をまとめてみます。

<読み方の原則>
●等式(equation)の等号「=」には他動詞 equal を充てる(口語では is、make も可)
●分数(fraction)は分子(numerator):基数→分母(denominator):序数の順。
 *ただし、分母の数字が大きい場合は分子分母を基数で読み両者を over でつなぐ。
●累乗(power)は序数(ordinal number)で。
  のn乗は「  to the th power」
 * の2乗/3乗は「  squared/cubed」が普通。
●根(root) n√ の n は序数、 は基数(cardinal number)で。
 n√ (= のn乗根)は「the th root of
 * の平方根は「the square root of 」が普通(root radical も可)。
 * の立方根は「the cube root of 」も可。

<四則演算(four arithmetic operations)>
●足し算(addition) 2+3=5
 Two plus three equals five. 
●引き算(subtraction 3-2=1
 Three minus two equals one. 
●掛け算(multiplication) 2×3=6
 Two multiplied by three equals six.
*口語では Two times three equals six.. もOK。
●割り算(division) 10÷3=3 余り 1
 Ten devided by three equals three with a remainder of one.
 * 3 into 10 is 3, remainder 1. も可。

●等比 2:3=4:6
 Two is to three as four is to six.
 そういえば、as の代わりに what を用いる表現がありました。
 Leaves are to the plant what lungs are to the human.
 葉の植物に対する関係は、肺の人間に対する関係に等しい。 

round (off)round upround down 四捨五入する/切り上げる/切り捨てる
What is 7777 rounded to the nearest thousand?
 7777を千の位に四捨五入すると何になりますか?
If two point six is rounded up to the nearest whole digit, it becomes three.
 2.6を切り上げて整数にすると3になります。

表計算ソフト「エクセル」をお使いなら、ROUND系の関数としておなじみかもしれません。ちなみに、Roundup という名前の農薬(除草剤)もあります。こちらは、round up の「一網打尽に捕らえる/(問題を)片付ける」という別の意味からの命名ですね。

●その他の表現
Fibonacci sequence フィボナッチ数列(前2項の和=次項)
golden ratio 黄金比(1:~1.62)
Pythagorean theorem ピタゴラスの定理

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2007年7月22日 (日)

End Rhyme(脚韻)型

 韻(rhyme [raim])をきれいに踏むととても心地よい響きの表現になります。言語における rhyme は 音楽における rhythm(←つづりも似ています)と同様に、ある大きさの「音の塊」をなめらかに発音するための最も大事な要素の1つです。逆に考えると、心地よく発音しやすい押韻表現は、はるか昔から現代まで確実に生き残ってきたと言えます。
 一方、詩の韻律などがぎこちないことを表す形容詞に lame [leim] (足の不自由な/韻がぎこちない)があります。でも、lame rhyme(ぎこちない韻)自体はきれいに脚韻を踏んでいるというironyです(笑)。
 今回は韻の中でも、とくに脚韻(end rhyme)を踏んだ表現をフォーカスしてみます。単語編(hyphenatedは除く)、フレーズ編、文章編に分けて記載しました。

(注)$ は記憶用に組み合わせた私のオリジナル表現。

<単語編>
bigwig (話)えらい人、要人
cakewalk ケーキウォーク(へんてこ歩き)/簡単なこと
hotchpotch (hodgepodge) ごたまぜ
overachiever とくに優れた成果を上げる人
rumormonger うわさを広める人(-monger=~商、~を広める人)
 cf. fish-monger(魚屋さん), war-mongering(戦争屋)

<フレーズ編>
$abscond in a second たちまちこっそり逃亡する(vi.)
age range 年齢幅
$anonymous unanimous 無記名で満場一致の
arts and crafts (美術)工芸・手工芸
artsy-craftsy 芸術家気取りの
as snug as a bug in a rug 居心地がよくぬくぬくと納まっている
bait and wait 餌をまいて待たせること
 *テレビ番組やCMにおいて、一番最後に重要な事実を明かすことで最初から最後まで視聴者を釘付けにする手法)
・the bee's knees とびきりいいもの/人(イデ由No.51)
 *ミツバチが花粉を集めるのにうまくヒザを使うところから
bells and whistles 付加機能、飾り
bon ton 上品、上流社会<仏語
both well and frail 健康な人もそうでない人も
the cock of the walk お山の大将
 *walk=鶏舎 の代わりに roost(止まり木)、dunghill(鶏糞の山)も可
cozy and rosy 居心地がよくて前途有望な
crude and rude 粗野で礼儀知らずな
doom and gloom 暗い見通し・陰々滅々
drug lag 国の違いによる新薬承認の遅延
 欧米と日本では平均約2.5年、時には4年半以上かかることも。
economics and ergonomics 経済学と人間工学
 [knmiks]/[rnmiks]
 →形容詞形(~学の)は-miccf. economical 経済的な)
 →副詞形(~学的に)は-mically 
 →~学者はeconomist [iknmist], ergonomist [rnmist]
$eight freights 8つの積荷 [-eit]
$endemic epidemic = endemic ある地方特有の流行病=風土病
erosion-corrosion 浸食と腐食→腐食摩耗(学術用語)
fair and square 公明正大な
fender bender (軽い)交通事故
$fantastic antarctic 素晴らしい南極
by/in fits and starts 時々思い出したように・断続的に
flotsam and jetsam 浮き荷と投げ荷→がらくた・浮浪者達
$fried potato and dried boníto フライドポテトとかつおぶし
$harmonic mnemonic 調和がよくて記憶を助けるもの
 まさに私が日々探しているもの!(mnemonicを覚えるという意味で)
hatched, matched, and dispatched 最初から最後まで(全て完了した)/(the~)(新聞の)出生,結婚,死亡欄
helter-skelter 混乱した状態らずな
high and dry 岸に乗り上げて/見捨てられて
 cf. leave someone high and dry 人をお手上げ状態のままにする、放置プレイにする(*船を高く乾いた所に取り残すところから)
$hoe and harrow 鍬(くわ)と鋤(すき)(で耕す)[hóu][hrou]
hoity-toity あきれた!/横柄(な)
horses for courses 餅は餅屋。適材適所
 *競走馬にはそれぞれ得意なコースがあるところから
hover over ~の周りをうろつく/覆いかぶさる *発音注意 [hΛ]
huff and puff 憤慨して話す、息を切らす
hustle and bustle 喧騒、雑踏(例えばNYの)
itsy-bitsy とても小さい
$lame rhyme ぎこちない韻
last and first しりとり遊び
lean and mean しゃかりきに
leave someone high and dry 人をお手上げ状態のままにする、放置プレイにする
 *船を高く乾いた所に取り残すところから
$leverage beverage 飲料を利用する [lvrid][bvrid]
lose the booze 酒をやめる
$luminescent adolescent ピカピカの青年
make or break ~ ~の成功を左右する
make-or-break いちかばちかの
metrosexual retrosexual 都会風のセクシーな男性⇔昔ながらの男性
$miracle vehicle 「奇跡の乗り物」 [-эkl]
moan and groan 不平不満を言う [oun]
mumbo jumbo (呪文のような)ちんぷんかんぷん [-∧mbou]、後者を強めに。
name and shame (不正をした人・会社の)名前を公表する
・the name of the game 最も重要な面、性質
nitty-gritty 物事の核心
no go ダメな、ムダな [nou gou](it is ~の形が多い)
north, south, east, and west 東西南北(日本語と語順が違う)
novice service 初心者のサーブ(権)/未熟者のサービス
nuts and bolts 基本/仕組み
odds and ends がらくた・雑用
off the cuff 即席で(袖口のメモなしで)
$pain and bane 悩みの種 *深刻度はpain<bane(死に関わる)
$painted tainted food 傷んだ食べ物の絵
phony baloney うそ偽り [-ouni]
pie in the sky 画餅
pooper scooper シャベル
$Powell's bowels パウエルさんの(と覚えましょう・笑)
 *bowel は通常複数形で用いる
replica of paprika パプリカのレプリカ
 *[ré-] [-prí-]
roller-coaster 浮き沈みの激しい
rough and tough 頑強な・強硬な
[hard/tough/long] row to hoe 困難な仕事/長きに渡る仕事 [ou]
short and sweet (手紙や演説が)簡潔な
slim and trim (体型が)スマートな
still and all それにもかかわらず、結局
[stomp/stride/walk] off in a huff むっとして[足を踏み鳴らして/大またで/歩いて]立ち去る
sure cure (for ~) (~の)特効薬
$suffice for sacrifice いけにえに十分である[-fais]
take it or leave it. (it=申し出に対して)受けるか否か(命令形で相手に決断を迫る)
take the cake (主語が)最高だ/最低だ(反語)
tarred and feathered ひどい屈辱・非難を受けて(イデ由No.752)
 *「熱いタールをかけ羽毛で覆う」古い刑罰から
on company time and dime 会社の勤務時間内・経費負担で
 (実ビジ'08下期L7-1)
toil and moil あくせく働く
・(as) trite as white bread ありふれていて面白くない
virtuosity of a curiousity shop 骨董屋の美術鑑賞
walk the plank 殺される、(米口)強制辞職させられる
 *plank =海賊が目隠しをした捕虜を歩かせ海に落として殺すのに使った厚板
walkie-talkie トランシーバー・無線機
wreak havoc (on ~) (~に)大損害をもたらす
wrench で clench する レンチで締めつける
wear and tear 摩耗、消耗
willy-nilly 優柔不断の/無計画の・で/否応なしの・で(willが肯定でnillが否定)
wheel and deal 駆け引きをする・うまく立ち回る/大きなビジネスを手がける
wheeler-dealer 策略家・敏腕な実業家
 *原義:商品を車に積んで売り回る人
wine and dine ワインを飲みながら食事する
womb-to-tomb [u:m] 子宮から墓場まで→誕生から死まで

<文章編>
If it bleeds, it leads. (2007年度「ものしり」
「残酷な事件ほどトップニュースになる」
Boozers are losers. 「大酒飲みは(人生の)敗者」
Birds of a feather flock together. 「類は友を呼ぶ/同じ穴のむじな」 
If you've got it, flaunt it. それ(持ち物/知識)をお持ちなら堂々とお見せなさい。
Never fear, ○○○ is here. 「○○○(=人)が来たからもう心配なし」
I gave him a nudge, but he wouldn't budge. (2007年度「ビジ英」
 彼を(注意するために)ちょっとこづいたが彼は態度(意見)を変えようとしなかった。
One rotten apple spoils the barrel. 「樽の中に1つ腐ったリンゴがあると全体を腐らせる」
Oh, you're a poet, and you don't know it. 「おお、あなたは詩人だ。しかもそれに気づいていない」(期せずして韻を踏んでしまった相手に対するつっこみ)
Travel right is travel light. 旅は身軽なのがいちばんです。(2008年7月号「実ビジ」)

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2007年7月21日 (土)

♪Mary Had A Little Lamb

最近、英会話サロンで話題になった「メリーさんのひつじ」の英語バージョンを娘の教材から見つけました。この英語の歌、小学生の時に母親から習ったことをなつかしく思い出しました。

Mary Had A Little Lamb
 
Mary had a little lamb,
Little lamb, little lamb,
Mary had a little lamb,
Its fleece was white as snow.

And everywhere that Mary went,
Mary went, Mary went,
And everywhere that Mary went,
The lamb was sure to go.

It followed her to school one day,
School one day, school one day,
It followed her to school one day,
Which was against the rule.

It made the children laugh and play,
Laugh and play, laugh and play,
It made the children laugh and play,
To see a lamb at school.

And so the teacher turned it out,
Turned it out, turned it out,
And so the teacher turned it out,
But still it lingered near.

And waited patiently about,
-ly about, -ly about,
And waited patiently about,
Till Mary did appear.

“Why does the lamb love Mary so?”
Mary so? Mary so?
“Why does the lamb love Mary so?”
The eager children cry.

“Why, Mary loves the lamb, you know,”
Lamb you know, lamb you know,
“Why, Mary loves the lamb, you know,”
The teacher did reply.

「メリーさんのひつじ」の歌は、このように8番まで歌詞があったんですね。すっかり忘れていました。
ということで、今回は関係の単語を以下にまとめてみました。比喩的な意味にもよく使われるようです。

<基本編>
ewe [ju:] 雌の羊
lamb [laem] 子羊(の肉)/子羊を生む  *いわゆるラム肉のラム
mutton 羊の肉
ovine 《学術》羊(の)
ram [raem] 雄の羊
sheep

<応用編>
as gentle as a lamb とてもおとなしい・とても従順な
as innocent as a lamb 純真無垢な
one's ewe lamb とらの子(一番大切にしているもの)<聖書
like a lamb 従順な/だまされやすい
my lamb お嬢ちゃん/坊や
muttonhead 愚か者 *-ed をつけて形容詞化。
mutton dressed/done up as lamb 若作りの年増女
stray sheep 迷える子羊
 *stray n./adj./vi. 路上生活者/はぐれた/はぐれる

ram は「雄の羊」で、lamb が「子羊」、これまた発音的にややこしいですね。「雄の子羊」はram lamb ? また、とても大事にしているものを日本語では「とらの子」と言いますが、英語では「雌の子羊(ewe lamb)」と表現するのがおもしろいと思いました。

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2007年7月18日 (水)

barometer

この記事の更新版はこちら

 「健康のバロメーター」のように、今では一般的な日本語としても使われる barometer は元々「気圧計」の意味でした。また、~meter で終わる単語は -meter の直前の音節にアクセントがあるという傾向が強いようです。これは日本語の感覚とは少し違ったイントネーションです。

altimeter 高度計
anemometer 風力計
audiometer 聴力計
barometer 気圧計/バロメーター
hygrometer 湿度計
kilometer キロメートル(km)
 *[ki]を強める発音もあり。以下の単位系は最初にアクセント。
 ・centimeter センチメートル
 ・nanometer ナノメートル
manometer 圧力計(blood pressure ~で血圧計)
odometer オードメータ・走行距離計
parameter パラメータ(ー)、変数
pedometer 歩数計(以前、ビジ英の高橋修三さんの企画で出てきました)
perimeter (飛行場・基地の)周辺
seismometer 地震計(サイズミター)
speedometer 速度計
 *この発音は衝撃的!気になる方は→こちら
thermometer 温度計
tachometer タコメータ・回転速度計
telemeter 遠隔計器

◆「地震の」の意味の形容詞 seismic は「サイズミック」と発音する要注意の単語ですね。cosmic(宇宙の)のコズミックに少し似ています。

似たアクセントパターンとしては以下のような単語があります。
distributor 配布者/販売業者
 *「tri」にアクセント。気になる方は→こちら
astronomer 天文学者
 *「tro」にアクセント。astronomy(天文学)も同様。

さて、ビジネスシーンでは、日本語を話す時になぜか横文字を使うのが非常に好きな方がいます。例えば、「この場合のプライオリティはね・・・」、「現地のディストゥリビューターが・・・」という具合。でも残念ながら、この「distributor」を正確に発音している日本人にはあまり出会ったことがありません(杉田先生は当然きれいに発音されていました)。

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2007年7月15日 (日)

berry

前に、blueberry の発音(第一音節に強勢)について書きましたが、berry とは、植物学的な分類を指す名称ではなく、多肉質の小果実の総称なのだそうです。berry のつく果物を thumbing through してみると、英語の場合は植物の科を超えて、かなり概念が広いことに気づきます。

blackberry ブラックベリー/黒イチゴ(バラ科)
blueberry ブルーベリー(ツツジ科)

boysenberry ボイゼ(セ)ンベリー(バラ科)
 注1:ローガンベリー・ブラックベリー・ラズベリーの交配新種
 注2:英語では s が濁って発音。Boysen は開発者の人名。
 cf. ブルボンのお菓子は「ボインベリーチーズケーキ」

cranberry クランベリー/ツルコケモモ(ツツジ科)

gooseberry セイヨウスグリ/グーズベリー(スグリ科)
 注1:発音は、[gu':s~]と[gu':z~] の2種類。
 注2:次の成句で「邪魔者」の意もあり。
 play gooseberry 《英口》 ありがた迷惑な同行者/同席者になる

juniper berry (セイヨウ)ネズ・杜松(ヒノキ科)
 *お酒のジン(gin)の語源(ジューニパー→ジン)

raspberry ラズベリー(バラ科)
 注1:舌を両唇にはさんで震動させるヤジ(軽蔑の念)の意もあり。
 ex. 《俗》 give/get a/the raspberry(バカにする/される)
 注2:p は黙音
 
strawberry イチゴ/ストロベリー(バラ科)

 ~berry のつく単語は、やはりどの場合も berry ではなく第一音節の方に強勢が置かれていました。意外にも(You'd be surprised.)、gooseberry raspberry には裏の意味もありました。
 余談になりますが、キウイフルーツ(kiwi fruit)は原産地の中国から20世紀初頭にニュージーランド(New Zealand)に持ち込まれた当時、Chinese gooseberry と呼ばれていたそうです。ところが、これをアメリカに輸出する際、悪化していた米中の国際関係を考慮し、ニュージーランドに生息する飛べない鳥(kiwi)に外見が似ていることから、kiwi fruit と名づけられた経緯があります。ちなみに、我らが英会話サロンの “fruit master” によれば、 kiwi fruit は、あの fluffy な皮ごと食べるのが通なのだとか。

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2007年7月11日 (水)

thumb

as a rule of thumb 大ざっぱに言えば(ビジ英6月号p.40)
 その由来がビジ英6月号p.52に記載されていましたが、「英語イディオム由来辞典(三省堂)」(p.53)でもほぼ一緒で、親指で①長さを測った、②ビールの温度を測ったところから、でした。
 今回はthumb を使った表現を集めてみました。

be all thumbs 不器用である
by thumb ヒッチハイクで
thumbs-up/down 賛成(の)/不賛成(の)、拒絶(の)
give a thumbs-up/down 賛成/反対する
turn thumbs up/down 賛成/反対する(ハイフンはなし)。
have a green/brown thumb 植物を育てるのが上手/下手である(松本先生のものしり語法塾2005-2006で習いました)
thumb through ~ ~にざっと目を通す
 「ライ麦畑でつかまえて」の歌♪「If a body meet a body Comin' through the rye」を「~ thumbing through the rye」(ライ麦畑をざっと見て)という替え歌にして覚えています(意味的には本や雑誌をざっと見るのでしょうけど)・笑

全くの余談ですが、格闘技では「目潰し攻撃」のことをサミング(thumbing)と言います。原則は反則ですが、プロレスではときどき相撲の猫だまし(相手の目の前でパンと手を叩く技)のような感覚で使う選手がいます(ノアの小川良成など)。実際は人指し指(forefinger)と薬指(fourth finger)を同時に使います。

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2007年7月 8日 (日)

PUN その5(ガム&ワイン)

久々に同音意義語(homonym)を使ったpun を作ってみました・笑。

Chewing gum often sticks to my gum(s).
 チューインガムがよく歯茎にくっつく。

 知人の方からアイディアをいただきそれを英訳してみました。歯茎のgum [gΛm] は通常複数形で使うようです。そういえば、歯周病(gum/periodontal disease)に効果的という「GUM」(サンスター)という歯磨き粉が売っていますね。ちなみに、ガムの語源はgum (ゴム)の木から取れるチクルが原料というところからだそうです。形容詞形は、gummy (ゴム性の、ねばねばした)でした。

Don't whine over wine! 
 ワインを飲みながらグチらないで!

 whine [(h)wa'in] には「めそめそ泣く/めそめそと泣き言を言う/(犬が)クンクン泣く」などの意味があります。over を about の意味にとれば「ワインのことでグチらないで」の意味になるかもしれません(通常はabout+グチる内容)。動詞の「泣く」にもいろいろあるようです。

blubber 泣きじゃくる・泣きわめく(+out で泣きながら話す)
cry 声を上げて泣く(うれし泣きもあり)、+for で~を求める
lament aloud 号泣する(aloud なしだと、悲しむ、哀悼する)
sob 声をつまらせてすすり泣く・すすり泣きながら~を言う/話す
wail 声を上げて泣き叫ぶ
weep 声を上げずに涙を流す(文語的、無生物主語もあり)
whimper すすり泣く/すすり泣きながら~と言う
whine (哀れっぽく)めそめそ泣く/めそめそと泣き言を言う

 おもしろいことに、これらの動詞にはいずれも自動詞と他動詞があり、他動詞の cry/weep では、S+V+O(再帰代名詞)+Cの文型で「泣いて~の状態になる」という意味になるそうです。

 ・The boy cried/wept himself asleep.
  少年は泣いているうちに眠ってしまった。

 さらに、今月のビジ英では、a cry for help(助けをもとめる行為,p.10)、sob story(聞くも涙の物語,p.14,2nd見出し語)が出てきたばかりでした。sob whimper はともにすすり泣きの擬音語だそうです。また、組み合わせとして、weep and wail(嘆き悲しむ)という頭韻を踏んだ言い方もありました(昔のビジ英より)。

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2007年7月 7日 (土)

Ethics

ビジ英L7は、「Ethics in Business(企業倫理)」でしたが、科学界においても倫理規定違反が大きな問題になっています。ソウル大学・ファン教授のES細胞捏造は記憶に新しい大事件ですが、国内でも、例えば、日本化学会の倫理規定を一読しただけで事の深刻さがわかります。科学におけるミスコンダクト(misconduct)には大別してFFPと呼ばれる3つのパターンがあります。ビジ英でも、その3つが6月号textのp.44に出てきていました。

Fabrication (存在しない事実・データの)捏造
 fabricate quotes  引用文を捏造する

Falcification (不利なデータの)改ざん
 cook corporate books  会社の帳簿をごまかす
 fake test score テストの成績をごまかす

Plagiarism (データや考えの)盗用
 cheating and plagiarizing カンニングや盗用

最近、ウェブの世界でも、ネットを利用する上でのエチケット=netiquette(network + etiquette)に加えて、ネット上における倫理を意味する nethics(network+ethics)という単語が作られているほど。巨視的に見れば、現代とは、先行する技術に倫理が追いついていない、そういった過渡期なのかもしれません。

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2007年7月 5日 (木)

piglet

馬越先生の3ヶ月の講座が終了し、小林先生の「くまのプーさん」の講座が始まりました。
初回、早速気になった単語は、こぶたの piglet です。動物や鳥を表す単語に-let がつくとその子供を表すと習ったことがあります。2代目のプリキュアの1人はキュアイーグレット(Cure Eaglet)で「子わし」でした。ちなみに、フェレット(白いたち)のspelling はferret (←探偵の意味も)でこちらは関係がありませんでした。
ここで、let が最後につく単語を簡単に集めてみました。これらの単語群は、ラジ子さんのブログより、①小~、②(身につける)~飾り、に大別されるとのことです。

①小~
bookletpamphlet) パンフレット、小冊子
boomlet 小景気・ちょっとしたブーム
 cf. baby boomlet 親がベビーブーム世代の子供達
bullet 弾丸/中黒・中点
hamlet 小村・村落
inlet 入り江・小海峡
islet 小島
leaflet ちらし・折り込み
owlet フクロウの子
tablet (薬の)錠剤
wallet 財布(札入れ)
yogulet 「ヨーグレット」(yogurt+let)←あくまで予想です(笑)

②(身につける)~飾り
amulet お守り・魔除け
anklet アンクレット・足首の飾り
bracelet 腕輪・ブレスレット
circlet 小円・小環/指輪・首輪・腕輪

①の最後、長寿商品のお菓子「ヨーグレット」(明治製菓)は、もしかしたらヨーグルトに接尾語letをつけて命名されたのかもしれないということで。あるいは単にタブレット(tablet)の形をしているから、ということかもしれません。いずれにしても-letがらみということで。「ヨーグレット」は「ハイレモン」とともに、子供の頃、よく遠足のお菓子に買って持っていったことを思い出しました(That takes me back.)。

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2007年7月 1日 (日)

「色+名詞」型のセットフレーズ(強勢の問題)

先日の大杉先生のものしり講座で、「色を表す形容詞+名詞」のパターンは、それが特別な意味を持つ決まりフレーズになる場合には、通常、「色」の方を強く発音すると説明されていました(greenhouse, the White House, etc.)。
でも、ふと、2005-2006年度ものしり語法塾で松本茂先生が、white elephant (無用の長物)のélephant をしっかり発音していたのを思い出しました。よく調べてみると、「色+名詞」のセットフレーズの発音パターンは辞書によってかなりばらつきがあるようですが、基本的には以下のような傾向がつかむことができました。

 強勢の関係を式で表すと、
●一般に、色≧名詞
●固有名詞化 or 1つの品詞に転化している場合は、色>名詞
 *
品詞として両者が独立している場合で、色>名詞となる例は限られている。

例として、これまでに「Color」のカテゴリーで取り上げた表現を中心に強勢パターンをまとめてみました。

ex.) 
blácklist ブラックリスト(に載せる)
bláckmail 脅迫(する)

blúeberry ブルーベリー
blúe cheese ブルーチーズ
blúe ríbbon 最高栄誉賞

gréen gíft 環境に配慮した贈り物
gréenhouse (まれにgréen houseと表記) 温室
gréen líght ゴーサイン
gréen-light ゴーサインを出す

réd cárd レッドカード(違反・退場の指示)
réd cárpet 丁重な扱い
rédeye(red-eye) 夜行便/安物のウイスキー
réd hérring 人の注意をそらすもの・デマ情報
réd tápe お役所仕事

pínk élephant(s) 酔っ払いの幻覚(しばしば複数形で)
pínkeye 流行性結膜炎・はやり目
pínk slíp (米口)解雇通知/自動車運転仮免許
pínk-slip (米口)vt. 解雇する

whíte bréad 面白味のない人・退屈な人
whíte élephant 無用の長物・やっかいもの
whíte hópe 大いに期待される人
・the Whíte House ホワイトハウス(米国大統領官邸)
whíte kníght 救世主/企業買収を救済する出資者
whíte líe 悪意のない嘘/社交辞令
whíte paper 白書(whíte páper とも)

yéllow cárd イエローカード(警告)

結論として、「色を表す形容詞+名詞」のセットフレーズの場合は、「色」にしっかり強勢を置いて発音しましょう、ということですね。

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