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2007年5月

2007年5月30日 (水)

grade

 grade は元々、坂の勾配、傾斜を意味し、急勾配の坂を登りきって頂上にたどり着く中で、勾配の途中段階も示すようになり、成績や品質等級といった意味に展開したそうです(イデ由)。
 他に、grade には動詞として次のような意味がありました。
 ①格付けする/成績をつける 
 ②傾斜を水平にする
 ③(色を)ぼかす
 ④品種改良する

grade関連表現を集めてみました。

GPA(grade point average) 成績平均点 Aを4、Bを3・・・として出す平均値
gradation グラデーション・漸次的変化
 ex. by gradation 徐々に
grade school 小学校
 ex. 序数+grader ~年生 *grader には、採点者/地ならし機の意味も
gradient n. 坂道/勾配 *発音注意 [gre'idiэnt]
make the grade 成功する、標準に達する
 ex. That doesn't make the grade.
   
それくらいじゃ目標が達成できていないよ。

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2007年5月26日 (土)

ボーンキング vs ウッドビーキング

 今回は「ビジ英」5月号、L3の復習で、昨日の杉田会でも話題になった表現を取り上げました。

toss and turn 寝返りを打つ
 Vignette では結構速く発音されていたため、taciturn(無口な・寡黙な)に聞こえました(笑)。正確に言うと、taciturn の最初の母音は[taes] なのでtossの[tos] とは異なるのですが、その後ろのturn部分はつづりも発音も同じなため空耳になったんですね。

Boys will be boys. 男の子だから仕方がない。
 関連表現として次のようなものがありました。

 ・born king 生まれながらの王様
  さらに強調して、born and bred もありました。
 ex. Parisian born and bred 生粋のパリっ子
 ex. I was born and bred in Tokyo. 私は生まれも育ちも東京です。

 ・would-be king 自称王様・王様志望
 ・would-be buyer (ひやかしではなく)買う気のある人
 ・would-be+「犯人系の単語」 犯罪が未遂に終わった人

 ここで問題です。昔、中央競馬に、「ボーンキング」と「ウッドビーキング」という2頭の馬がいました。果たしてどっちが強かったでしょうか??

 正解は・・・名前の通り、やっぱりボーンキングが断然強かったです(笑)。
 さらに余談ですが、明日の日本ダービーは絶好調の福永ジョッキーの乗るアサクサキングスに注目しています。

an ounce, if not a solid pound, ○○○
 1ポンドは約454gくらい、その1/16が1オンスで約28g なので、「16ではないにしても 1くらいの○○○」という感覚ですね。オンスはボクシングのグローブの重さの単位にも使われていますね。

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2007年5月23日 (水)

サブスリー

sub-3.00 ERA 防御率3.00未満
 野球の投手の成績を示す指標の1つに防御率(ERA = earned run average)=一試合(9回)平均の自責点 があります。

 ・ERA over 3.00 防御率3点台
 ・3.00 ERA 防御率 3.00
 ・sub-3.00 ERA 防御率3点未満

 そういえば今月のビジ英(p.10,26)で、米の高校・大学の成績の平均点 GPA(= grade point average)が出てきました。A=4、B=3...として平均値を出したもので、GPA 4.0 ならオールAということになります。
 また、sub-3.00 ERA はsub-を前置詞的に使っているところが珍しいと思ったのですが、マラソン界では完走時間について「サブスリー(=2時間台)達成!」のように言うそうです。ひょっとしたら、「sub-~」はサッカーの出場年齢制限を表すU22 (アンダー~)などに対抗した言い方なのかもしれません(笑)。でも、調べてみると、sub はもともとラテン語で前置詞のunder に相当する言葉だったようです。関連表現に次のようなイディオムがありました。

 

sub judice  係争中で・審理中で
 発音はサブジューディスィーと難解。裁判関連かつ少し似た発音で思い出されるのが、hung jury「評決不能」(ビジ英'06.10月号p.40)。Wu さんの独特の発音も印象深かった表現です。

sub rosa  ひそかに・内密に
 *「バラの下で」ということですが、古代ではバラ=秘密の象徴だったようです。普通に「under the rose」も可です。同じ意味で、ビジ英では「on the QT」が出てきました。

 

なお、ラテン語由来の表記については、他の外来語と同様、基本的にはイタリックですね。ただし、かなりポピュラーで英語化しているものは正体で書くこともあります。

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2007年5月19日 (土)

要注意の「ing形」など

以下の3つの「ing形」は要注意だと思いました。

demand 要求する demanding adj. 要求の厳しい 
 品詞の変化だけでなく―ingをつけた結果、意味がかなり強まっていることに注意したいです。

outstanding adj. 顕著な/adj. or n. 未払いの(負債)
 ということは、「顕著な貸付残高」を、outstanding outstanding なんて言ったりするんでしょうか・笑。早速、反復型セットフレーズの例に加えることにします。

racing n. レース、競馬/adj. 急増する(ビジ英06年9月号p.48)
 競争すること→競り合って値が急上昇のセリのイメージがぴったりです。

その他、最近、意外だった語句を挙げてみます。

condescend 謙虚な行動をとる/見下すような態度をとる
 使い方によって真逆の意味になるのが面白いと思いました。私は前者しか知りませんでしたが、この形容詞形 condescending が「相手を見下すような」という意味で使われていて驚きました。へりくだるのが本当(=良い意味)なのか、わざとらしく(=悪い意味)なのかの違いですね。この単語、もともとたぶん悪い意味はなかったのでしょうが、英語圏は自分がへりくだる謙譲よりも相手を褒める文化なので、「わざとらしく見下す」といった反対の意味にも使われるようになったと推測されます。

●2つの call ~ shots
call one's shots 自分の狙いをはっきり言う
 *ビリヤードで玉をどのポケットに落とすかを宣言するところから)
call the shots 采配を振るう
 *戦場で「撃て!」とコールするところから。

 後者は映画『身代金』の犯人が、強気に出たメル・ギブソンを“Don't call the shots!”とけん制するシーンが印象的でした。

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2007年5月16日 (水)

競馬用語から

日本の中央競馬会(JRA=Japan Racing Association)では今、5週連続のGIレースの真っ最中です。個人的には毎年、「日本ダービー」を楽しみにしていますが、その前にきっちり競馬由来の英語表現もおさらいしておきたいと思います。イディオム由来辞典を一読しただけでもざっとこんなにありました。

a dead ringer for someone/something 人(物)にそっくりな人(物)
 *米国の競馬で、いわゆる替え玉の馬を ringer というところから。dead は強意語。
down to the wire (口)最後の最後まで/ギリギリ間に合って
 *「競馬の決勝ライン(wire)のところで」。実際のwire は決勝ラインの真上(馬より高い位置)に張られていた針金のこと。under the wire とも。
get someone's goat 人をひどく怒らせる
 *厩舎で競走馬を落ち着かせるためのヤギを盗んでしまうと馬は興奮して怒るところから。
hit (get into) one's stride 本調子に戻る
 *競走馬が本来の歩幅(stride)に達することから。
 ⇔put someone off someone's stride (人の調子を狂わせる)
horses for courses 適材適所
 *競走馬にはそれぞれ得意なコースがあることから。
jockey for position 有利な地位を得ようと駆け引きをする
 *jockey は「競走馬に乗る」という意味の動詞。騎手が好位置を得ようと駆け引きをすることから。
a run for one's money 接戦/満足
 *競馬で賭金に見合うような競り合いをすることから
take something in (one's) stride (困難などを)平然と受け止める/扱う
 *障害レースで競走馬が本来の(平地を走っている時の)歩幅を崩さずに障害を越えることから。
 →現実的には難しいと思いますが、この表現、NHKラジオ講師の先生(誰かは忘れてしまいました)が「困難をひょいとひとまたぎ」と説明していました。→ビジ英(06年9月号p.48,2nd見出し語)に既出

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2007年5月13日 (日)

今月5月号のビジ英のテキストは藤色ですね~。ということで紫色に関する表現を集めてみました。

shrinking violet 引っ込み思案な人/はにかみ屋(ビジ英4月号p.44)
 violet は「スミレ(花)/スミレ色」ですが、光学的には「紫色」で、虹色の中の紫や「紫外線」の紫などに相当します。一般的には、紫は英語でpurple ですね。

be born to the purple 王家に生まれる/裕福な家に生まれる
 *ビザンティン帝国では皇后の産室が紫紅色の斑岩で飾られていたから。
 前置詞は元は「in」だったが今は「to」が主流(イデ由)。
shrinking violet 引っ込み思案な人/はにかみ屋
ultraviolet 紫外線・UV
bruise blue 青紫色(bruise =あざ)
lilac ライラック(花)/薄紫色
wisteria フジ(花)
wisteria violet 藤色

 なお、紫に限らず、専門(カラーコーディネーター)的に色の名称に花がどのように使われているか興味があるところです。「色彩検定」のテキストあたりが参考になるかもしれません。

daisy デイジー・ヒナギク
 紫のデイジーもあるということで、ついでのご紹介です。英語的には、ヒナギクそのものは元気の象徴である一方、よく土葬のお墓の上に生える花として埋葬を連想させるといった逆のイメージも併せ持つおもしろい植物です。
as fresh as a daisy 元気はつらつとして
be pushing up the daisies 死んで埋葬されて(イデ由No.207)
 *死者がデイジーを地中から上に押し上げている
under the daisies 死んで埋葬されて(イデ由No.207)

 1つ目の~ fresh ~の表現を見た時、freshには「厚かましい/生意気な」という意味があるから・・・と考えすぎましたが、この場合は普通のポジティブなfresh でよいようです。また、後の2つは海で遭難した場合など地中以外で亡くなっている場合には使えないようです。

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2007年5月 8日 (火)

赤2

赤いシリーズ第2弾です。

red herring ①薫製ニシン/②人の注意をそらすもの・偽装工作
 ①はニシン(白身魚)を薫製にすると身が赤みを帯びるのでこう呼ばれます。これが強烈な臭いを放つので、キツネ狩り用の猟犬の訓練のために使われたようです。つまり、獲物が通り過ぎた臭いの残っている道と交差するように薫製ニシン(red herring)を引きずってわざと猟犬を惑わし、その嗅ぎ分ける能力を鍛えたのだとか。そこから、②の意味に展開したわけですね。議論の際にはお互いに気をつけないといけません。色のついた関連語としては、「whitewash (欠点/過失の)うわべのごまかし/とりつくろう」がありました。

 ex. Whenever we try to discuss our wages, our boss draws a red herring across our path.
   
我々が賃金のことを議論しようとすると、いつも社長は別の話を持ち出してはぐらかす。

red-eyeredeye)①夜行便(電車・飛行機)/②目の充血(した)/③安物ウイスキー
 辞書によっては載っていないこともあり比較的新しい単語のようです。

①乗客が睡眠不足で目を赤くするところからきた表現です。主に飛行機が多いようです。
 ex. red-eye flight 夜行飛行便
②以前に「ものしり語法塾」で松本先生が、「目の充血にはpink-eye を使う」と説明していましたが、辞書を引くとpink-eye 「伝染性結膜炎・はやり目」と載っていました。どうやら、単なる目の充血にはred-eye でよいようです。
③飲むと目が赤くなる(=悪酔いする?)安物ウイスキーを指すこともあるとのことです。

paint the town red 大はしゃぎする
 由来は諸説あるようですが、その1つに「北米先住民が大はしゃぎして建物を破壊する際に街に放った火の赤い炎から」というのがありました(イデ由)。「あばれ回る」、「酔っ払う」イメージにも「赤」がぴったりな気がします。

 ex. Let's paint the town red! パーっと(飲みに)行こう!

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2007年5月 6日 (日)

Repeat(反復)型

押韻表現の中で最強と考えられるのが同一語の反復を利用した決まりフレーズ。考えてみれば、幼児が最初に覚える日本語も「ジイジ(=おじいちゃん)」や「ワンワン(=犬)」のように同じ音の反復がある語(reduplication)です。音楽もまた然りで、繰り返しの旋律はとても心地よいものです。「繰り返し」は直感的で自然な感覚で行われるので、記憶にも残りやすいと思います。
 ここではRepeat(反復)型として、完全な同音異義語同士の組み合わせの他、2音節以上の単語で子音1字のみ発音が異なるものも入れてみました。

(注)$ はオリジナルのセットフレーズです。
(注)同音異義語(または一方の発音が他方の中に完全に入っている場合)は印。

$adjacent to Jason ジェイソンのすぐ隣の *下線部[dзe'isn] が同一
all in all 概して
$allergy to algae 藻アレルギー *発音がきわめて近い[a'elэ(r)dзi(:)]vs[a'eldзi:]
 →algae は alga(藻)の複数形。 
$alma mater of Alma Mahler アルマ・マーラー(※)の母校(校歌)
 ※作曲家グスタフ・マーラーの夫人(1879-1964)
$alter the altar 祭壇を改造する *発音[ó:ltэ(r)] が同一
$antiquated antique (骨董品の流行の中で)時代遅れの骨董品
$athletes' arthritis [a'eѲli:tz][a:rѲráitis] 運動選手達の関節炎
$awkward oak wood [ó:kwэ(r)d][ouk][wud] 扱いづらいオーク材

$a battery of batteries 一揃いの電池 
an eye for an eye and/or a tooth for a tooth 目には目を歯には歯を(後半は省略可)、同じ手段による報復
arm in arm (with~) ~と腕を組んで/協力して
back-to-back 背中合わせの/連続した・連続して
bigwig in a big wig 大きなカツラをかぶった大物(*語源そのもの)
blue-on-blue 味方同士の(軍事演習で味方を青色で表示したことから)
Boys will be boys. 「男の子なのだから仕方がない・そういうものだ」(ビジ英5月p.10)
 cf. 「A is still A.」という言い方で「Aだということ」を強調。
$bowling Ally in a bowling alley ボーリング場でボーリング中のアリー[li]
call a spade a spade 単刀直入に言う(イデ由No.684) *spade=鋤(すき)
$callous Callas 冷淡な(マリア・)カラス *発音[kae'lэs] が同一
 世紀の歌姫(diva)マリア・カラス(Maria Callas, 1923-1977)。孤高の天才ソプラノ歌手は、誰よりも自分に厳しく、冷淡だったのかもしれません。ちなみにcallus タコ(皮膚硬結)も同音異義語。
$I can do it as a conduit. 私はパイプ役としてそれができます。
$canvass under canvas [航海中に/テントを張って]討議する
$career in Korea 韓国における職 *発音[kэri'э]が同一
case by case ケースごとに/の *「名詞A+by+A」で応用可。
 ex. country by country 国ごとに
$coarse course 下品な行為 *綴りも1文字違い
$complement of compliment(s) 賛辞の補足
 *発音[kmplmnt]が同一
dog-eat-dog 冷酷な仲間争い(の)、食うか食われるかの
face to face 面と向かって
$fair fare fair 適正料金の乗車券の展示会
$faux pas for par (ゴルフの)パーの失敗
 *faux pas(F)=false path(無作法・無礼の意もあり)
fight fire with fire 同じ方法で報復する
$flagrant and fragrant 言語道断でよい香りの
 [fléigr(э)nt]&[fréigr(э)nt]
from pole to pole 世界中に/で(北極から南極まで)
$gaudy Gordy [di][di?] けばけばしい(テリー・)ゴディ
 →プロレスラーの故テリー・ゴディ(Terry Goudy)が派手なパーマだったところから。
$german German 同じ父母から生まれたドイツ人
 *germanは通常、名詞の後に置きハイフンでつなぐ ex. a brother-german 実の兄[弟]
$grim Grimm 厳格なグリム(童話の作者)
hand in hand 手を取り合って/協力して/(2つのことが)関連して起こる
head-to-head (頭と頭をつき合わせた)直接対決の/大接戦の・で
 ex. go head-to-head 正面からぶつかる/大接戦を演じる
$healthier healthya より健康的なヘルシア
 *ヘルシアは「ヘルシシスト(healthy assist)」の略
$hoarse horse しゃがれた声のウマ
loyal lawyer 誠実な弁護士

$Mayor Mayer メイヤー市長
$Mosaic mosaic [mouzéiik] モーセ(゛)のモザイク
$mote in a moat 堀の中のほこり
neck and neck 互角で、接戦で(競馬用語から)
 *ちなみに競馬ではクビ(neck)差より頭(head)差の方がより僅差。
Never say never. この世に絶対ないと言い切れるものはない。
 *断定的に否定した相手に対して使う表現。
okra from Oklahoma [óukr] [òuklhóum] オクラホマ産のオクラ
 *Oklahomaの略称はOkla.[óukl]
Once a ○○○, always a ○○○. いつまでも○○○である。
$outstanding outstanding 顕著な貸付残高
$patent on patent leather エナメル革に関する特許
pinky pinky ピンク色の小指
$pros of prose 散文のプロたち *発音[próuz] が同一
 cf. prose poem(散文詩)

rage rage (各種の)怒りに対する怒り(09実ビジ6月p.60)

$relay relay リレー中継
$reprimanded prima donna [ré-][pri:- dn] 懲戒処分されたプリマドンナ

$sanction sanctions 制裁を認可する
see a sea change (in) (~に)大きな変化が見て取れる
$
selfish shellfish わがままな貝
shoulder to shoulder 協力して(=side by side

$slight slight わずかな侮辱(slight slightly わずかに侮辱する)
$sorry saury みじめなサンマ
$staple stapler 重要なホチキス
$stern Stern 厳格な(アイザック・)スターン
 <Isaac Stern(U.S. violinist, 1920-2001)

$take to an addúct to water like a duck to water
 水への付加化合物にすぐ慣れる
tête-à-tête (n/adj/adv) 二人だけで/の(話)[teit~]
tie a tie ネクタイを結ぶ
$waitlisting for weightlifting 重量挙げの補欠選手リスト作成
walk the walk きちんと実践する
Whatever will be, will be. なるようになるさ。
who's who 人名録・名士録

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2007年5月 3日 (木)

中黒(なかぐろ)

 先日のビジ英で、on the dot 「その時刻きっかりに/即座に」(07-5月p.22)という表現が出てきました。dot=「」は、省略(ex. Mr.)や文の終わり(period)を示す他、小数点、音符の付点などの役割もありますね。
 一方、私もブログで多用している「」や「●」の記号は、「」=centered dotheavy dot(同種のものの並列の区切りなどに使用する記号)、「●」=bullet(箇条書きの先頭につける記号)と呼ぶそうです。とくに、「」を日本語では「中黒(なかぐろ)」または「中点(なかてん)←幾何学で用いる中点(ちゅうてん)とは異なる」と言うことも初めて知りました。以下、「箇条書き」を含め、筆記に関連する単語を「箇条書き」でまとめてみました。

bullet 「(太めの)」、「●」 *箇条書き項目の先頭に使う
bullet point 箇条書き
bulletted statements 箇条書き
centered dot 「・」 中黒/中点
dot the/one's i's and cross the/one's t's 細かい点を見落とさない(ビジ英既出)
heavy dot 「・」 中黒/中点
indent インデント(=字下げ)(する)/ギザギザ(をつける)
itemize 箇条書きにする/~の明細を示す
 n. itemization 箇条書き/明細書
mind/watch one's P's and Q's 言行に注意する
 *マナーとしてplease のpと than k you の音qを忘れないように(他由来多数)
on the dot その時刻きっかりに/即座に(07-5月p.22)
 *時計についている時間を示す点(=dot)の上に針が重なって
 **関連表現はラジ子さんのブログが大変参考になります。
out of sorts 調子が悪く/いらいらして
 *植字工が活字を組んでいる際、ある文字の活字(sort)を使い切ってしまうといらいらするから。
paragraph パラグラフ・段落 (箇条書きと対照的なスタイル)
Period! (議論や発言の後で)「以上!」、「(議論は)これでおしまい!」

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2007年5月 2日 (水)

falter

偶然にも先週の「ものしり」で、falter が馬越先生と天願先生に相次いで取り上げられました。

falter よろめく・つまずく/ためらう・ひるむ/低迷する
<4/25,26、馬越先生>
At Skate America in October, Asada led after the short program, then faltered on a number of jumps in the free skate with one of the worst performances of her career.
 10月のスケートアメリカで浅田(真央)はショートプログラムでトップに立ったが、フリーのいくつかのジャンプでつまずき、過去最も悪い成績に終わった。
<4/27,28、天願先生>
The economy has begun to falter, and that means we'll have to revise our plans in order to stay afloat.
 景気が悪化し始めたので、破産しないように我々の計画は修正しなければならないだろう。

●フィギュアスケート関連の新聞記事に出てきた語句
call it quits/a day コンビを解散する
claim (賞を)獲る ex. Asada claims NHK trophy.
have/take a commanding lead over ~ ~に圧倒的な差をつける
in/within strinking distance 僅差で(<殴れる範囲内で)
sweep the podium 表彰台を独占する
clean sweep (of the medals) (メダルを)独占すること
national champion 国内チャンピオン(日本なら全日本チャンピオン)
 なお、Web 上でのフィギュアスケート関連の記事は、IFS Forum が読みやすかったです。

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2007年5月 1日 (火)

Simile(直喩)-(as) A as B-

セットフレーズのパターンの1つに直喩simile ←ラテン語で「似ている」 cf. ファクシミリ facsimile=fac(作る)+simile(似ている))があります。しかし、この直喩、nonnative にとってはしばしば隠喩metaphor)のように感じることもあります(笑)。今回は直喩の中でも一般的な「(as) A as B」型のフレーズをまとめてみました。これらのうち約三分の一は何らかの形で韻を踏んでいました。なお、最初の as は落ちることもあります。

(注)$:ビジ英既出、( )内は掲載巻号、#:難しめ

as alike as two peas in a pod うり二つで
 *エンドウの鞘の中の2つの豆
$as American as apple pie とてもアメリカらしい
 =all-American (全米一の優秀選手・チームの形容詞から)
$as big as a battleship とても太って
#as bold as brass 実にあつかましい
*ギリシア/ラテン語の金属=力・意思の固さの象徴
$as busy as a bee/beaver とても忙しい
cf. busy bee 忙しい人、働き者
#as dead as a dodo すっかり廃れて、時代遅れの
 *dodo =ドードー(絶滅した鳥)
#as dead as a doornail 完全に死んで(由来は諸説あり)
$as different as night and day 雲泥の差で
#as drunk as a fish/mouse/skunk etc. 泥酔して
 *fish(可算):大酒飲み。他の比喩はこちら
#as dull as dishwater 実につまらない
 *食器を洗った後の汚水。dishwater だけで「中身の薄い話」
#as easy as falling off a log とても簡単な
 *人が丸太から落ちるのと同じくらい簡単
 cf. sleep like a log 死んだように眠る
as fast as a jackrabbit とてもすばやい
#as fast as greased lightening 電光石火で
$as fit as a fiddle 明朗快活で *fiddle=ヴァイオリン
as flat as a pancake/a carpenter's dream まっ平らな
as free as a bird 自由気ままで
#as fresh as a daisy 元気はつらつとして
#as funny as a crutch 全然おもしろくない *crutch=松葉杖
as gentle as a lamb とてもおとなしい・従順な
as good as gold とてもよい/(子供などが)行儀がよい
$as happy as a clam (in the mud/at high tide)/
 *泥の中や高潮の時には貝を捕食する天敵が近づけないことから
as happy as a lark/sandboy とても陽気で
 *lark=ヒバリ, *sandboy=砂売り小僧、その他の例→こちら
as happy as a pig in clover とても幸せで
 *clover の生えた牧草地=家畜のえさが豊富で幸せ
as hard as nails とても硬い/頑健な/情け容赦なしの
as high as a kite 泥酔して *凧がフラフラする様子から?
as hungry as a bear お腹がペコペコで
 *冬眠(hibernation)から覚めたクマのイメージ。
as innocent as a lamb 純真無垢な、無邪気な
as innocent as a kitten 若い、うぶな
as light as a feather とても軽い
as long as one's [your] arm (文書等が)やたらと長い
as mad as a hatter 全くいかれて/ひどく怒って
 *由来は諸説あり
$as mad as hell/a hornet ひどく怒って
as mad as a March hare 狂気じみた/気まぐれな
 *「不思議の国のアリス」由来
as meek as a lamb とても忍耐強い
as merry as a cricket とても快活で
 *cricket =こおろぎ
as much fun as a barrel of monkeys 最高に楽しい
 *比較級(more fun than ~)も使う。語源は不明。
as naked as a jaybird 素っ裸で *jaybird=カケス
as neat as a pin こざっぱりとした
 *同型のpin(部品)が大量生産されるさまから
as nervous as cold water in a hot pan (出演前で)ドキドキして
as nutty as a fruitcake 完全にいかれて、ひどく風変わりで
#as obstinate/stubborn as a mule とても頑固な
 *mule =ラバ
as old as the hills とても古い
as pale as a ghost 色つやが全くない
as plain as day/daylight/pikestaff/rain 火を見るより明らかな
 *...as the nose on one's face とも(ユーモラスな表現)。
as pleased as punch とても喜んで(番組キャラクター由来?)
as poor as a church mouse 極貧で
$as poor as a pauper 生活に困窮して *pauper =生活保護者
as pretty as a picture (絵のように)とてもきれいな・とてもかわいい
as proud as a peacock (孔雀のように)大威張りで
as quick as a wink とても素早い
as quiet as a mouse とても物静かな(97-12月p.124)
as queit as the grave しんと静まり返って
as right as rain 完全に正しい/絶好調で
 *雨は天気予報に関係なく降る時は降る。だから雨は正しい。
#as scarce as hens' teeth 非常に珍しい
 *めんどりには歯がないことから
as sharp as a tack 頭の回転が速い、血の巡りがよい
$as shy as a mouse/fawn/squirrel
 とても内気な(07-4月p52) *fawn =子ジカ、squirrel =リス
$as sick as a dog ひどく具合が悪い(ビジ英07-4月p44,解説中)
as silly as a hyena 気ちがいじみて
*ハイエナ(hyena [haii':na])の鳴き声がそう聞こえるため。
$as skinny/thin as a rail ガリガリに痩せて
#as slick as a whistle とてもスムーズに・まんまと
as slow as a snail とても遅い
#as slow as molasses (in January) とても遅い
 *糖蜜(molasses:砂糖製造時の残液)は粘性が高く、注ぐのに時間がかかることから。
as sly as a fox 狡猾な
$as snug as a bug in a rug 居心地よくぬくぬくと納まっている
#as sober as a judge 極めて冷静で/全くのしらふで
as smooth/soft as a baby's bottom (赤ちゃんのお尻みたいに)とても滑らかで/とてもやわらかくて
$as smooth as silk とても滑らかで/実に巧みで(06-12月p.62)
#as sound as a dollar 実に健康・健全な
 *ドルが安定で健全な貨幣単位であるとされるところから。
as steady as a rock びくともしない
as strong as a horse/an ox とても力が強い
 持久力のある強さについて(09-8月p.85)
as strong as a lion とても強い
 瞬発力を備えた強さについて(09-8月p.85)
as thick as pea soup とても濃い
as thick as thieves とても親しい *泥棒は結託するから
#as tight as a tick しっかり締まって/とてもケチな/泥酔して
as tough as old boots とてもかたい
as trite as white bread ありふれていて面白くない
as ugly as sin 実に醜い
as warm as toast ほかほかと暖かい
as white as a sheet (顔が)真っ青で、血の気のない
as wise as an owl とても賢い

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