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2007年4月18日 (水)

化学から・その2

(the) limelight 名声・評判(ビジ英2007年4月号p.36)
もとはlime(石灰)を燃やしたときのlight(光)=「石灰光」の意味。棒状/球形に成形した石灰を酸水素炎(約2800℃)の中に置くと、石灰が熱放射を起こし強烈な白色光を発します。19世紀中ごろには、その石灰光をレンズで集光して劇場の舞台照明として使用していたそうです。昔は結構、危ないことをしていたんですね~。そこから転じて、limelight =「名声・評判」の意味となり現在に至ります。チャップリンの映画タイトルとしても有名ですね。

stir one's interest (人の)興味をかき立てる(ビジ英2006年6月号p.47,2(b))
 ビジ英では、pique one's interest 「(人の)興味を引く」の言い換え問題でした。化学実験ではstir は反応装置・容器の中を「撹拌する」という動詞でよく登場します。ちなみに撹拌する駆動力は電磁石が一般的です。

litmus test リトマス試験/試金石(ビジ英2006年6月号p.48,2nd見出し語)
 似た単語に、the acid test があります。こちらの由来は、金(きん)が本物かどうかを判別するのに硝酸(nitric acid)につけて腐食しなければ本物と判定したことから(イディオム由来辞典/三省堂)。ちなみに日本語の「試金石」は、こすりつけてできる条痕から金の純度を判定した黒色の硬い石(那智黒石)の意味で、日英で由来はそれぞれ違います。他にも、「かつては硬貨を弾いた音で本物かどうかを見分けた」ことからできた ring true (真実のように思える)という表現もあります。

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