黄
今回は黄=yellow です。愛、平和、知性、豊かさ/臆病、卑怯、精神の退廃(←歴史的な背景から)/注意の喚起などを意味し、なかなかやっかいな色のようです。その歴史的な背景に関しては、その昔、キリストの弟子ユダの着ていた服が黄色だったと聞いたことがあります。ちなみに中国では古来より黄色は天子のみに許される高貴な色で日本の金色に相当するそうです。
●yellow card イエローカード
元はサッカー用語で、警告を意味するカードですが、日常的にも使える便利な表現です。
ex. I'm giving you a yellow card for bad behavior.
マナーが悪いとイエローカードだぞ。
●yellow-bellied 臆病な
日本語で「腹が黒い」という言い方がありますが、英語圏では腹が黄色い=臆病な、になるんですね。yellow 単独でも、He was too yellow to fight. (彼はとても臆病でけんかができなかった。)のように使えます。
他の表現を列記します。yellow sand 「黄砂」、yellow pages 「職業別電話帳」、yellow ribbon 「黄色いリボン(戦地へ赴く人の無事を願って木などに結びつける)」など。ちなみに、blue ribbon なら「最高の栄誉/最高名誉賞」ですね。
さて黄色といえば、英語関連のNHKラジオ4月号のテキスト、みなさんはもう買われましたか?書店へ行ってびっくり、どのテキストも黄色一色ではないですか!私は毎月「ビジ英」しか購入していませんが、いったいどれが「ビジ英」なのか一目でわかりませんでした。しかも以前のテキストでは内容が見出し的に大きく表紙に書かれていてとてもわかりやすかったのですが、4月号にはなぜか大きく「English」と書かれているだけ・・・慣れれば気にならなくはなるんでしょうけどちょっと残念な気がします。
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コメント
なんだか、テキスト表紙については、巷でだいぶ不評のようですね^^;
今シーズンからテキストの会話がHPからDLできるようになったそうです。もちろん、有料ですが・・。
そのサイトにチャレンジコーナーがあったので、トライしてみましたw
http://www.mailservice.jp/nhk_book/guide2007/test1/index.php?agree1=yes
投稿: MAMI | 2007年3月30日 (金) 09時37分
MAMI さん、ビジ英は4/9からインターネットでも放送と同じ音声が聞けるそうですね(無料?)。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/index.html
たぶん、NHKが導入を予定しているポッドキャスティングの宣伝を兼ねてなのかもしれませんね。
投稿: やまちゅう | 2007年3月30日 (金) 12時29分