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2007年3月 9日 (金)

意外なシリーズ・英作文編

今回は意外に間違いやすい英作文をとりあげてみました。

私は20代のときにタイに2度行ったことがある。(AERA English 3&4月号)
悪い解答例: I have been to Thai twice in my twenties.

・日本語の「行ったことがある」につられてつい「経験」の現在完了形を使ってしまうとNG。文中に具体的に過去を示す語句がある場合には過去形が原則でした。また、Thai は「タイの/タイ人/タイ語」を表し、国名のタイはThailand というのも意外な事実でした。

良い解答例: I went to Thailand twice in my twenties.


●♪死ぬまで私を 一人にしないと あの人が言った。(「ものしり2006」by天願先生)
悪い解答例: He promised me that he would never leave me alone until I die.

・ピンキーとキラーズの歌「恋の季節」の歌詞の英語訳に挑戦、というコーナーからの出題です。上の解答例だと、なんと「彼は私が死ぬまでしつこくつきまとうと約束した。」になってしまうそうです。これではストーカーですね!「leave me alone の否定形」は人に迷惑がられる行為を表すので要注意です。この場合はalone をとり、さらに、直接的すぎる「until I die」をポジティブな言い回しにすると・・・

良い解答例: He promised me that he would never leave me for the rest of my life.


幸いなことに、両親が家に着く前に部屋を片付けることができた。(『ハートで感じる英文法』/クリス・マクベイ&大西泰斗)
ちょっと妙な解答例: Luckily, I could clean up the mess of my room before my parents got home.

could は「潜在の可能性」を表すので、この英訳だと「やろうと思えばできた」という可能性を示し、「実際にできた」という事実を伝えることにならないのでネイティブには奇異に感じるとのことです。この場合には、was able to ~を使います。could を使うなら、例えば、「He could fix any kind of machines.(彼はどんな機械でも直すことができた。←実際にしたわけではないけれどもやろうと思えばできた)」のように使います。could とwas/were able to do のニュアンスの違いも要注意ですね。

良い解答例: Luckily, I was able to clean up the mess of my room before my parents got home.

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コメント

could の使い分け難しいですね。could は断続的なことに使い、一回できた時には使わないと習いました。例として 彼に昨晩会うことが出来た。I met him last night.
技能は必要でないのでcan, be able to
は、使えないとのことでした。
ネイティブが時々一回出来た時にも使っているのを聞いて混乱してしまうことがあります。
Thai は 国名として間違って使っていました。いつも貴重な情報有難うございます。

投稿: Hilda | 2007年3月 9日 (金) 21時28分

Hilda さん、いつもありがとうございます。
could は、やろうと思えばいつでもできる「再現能力」を表すのですね。「偶然一回だけできたこと」は、例えば by chance などをつけて単純に過去形で表現すればよいということになりますか。
さて、国名に関する余談になりますが、アテネ五輪の柔道で選手の背中に「GEORGIA」と書いてあり、「ジョージア」って・・・コーヒー会社の宣伝??と思ってしまいました。このつづりで「グルジア」だったんですね。

投稿: やまちゅう | 2007年3月10日 (土) 10時23分

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