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2007年2月24日 (土)

ベースボール(その2)

塁=ベース(base)関連を3つほど。

have the bases covered 抜かりなく手配する(2005, ビジ英4月号p.18,2nd見出し語)
 例えば、一塁線のゴロをファーストが前進してきて取った場合、がら空きの一塁にピッチャーが走って行ってベースカバーに入る、という風に日本語でも言いますね。各塁(bases)がしっかり野手でカバーされている状態(covered)にする=万全の体勢にする、となります。ベースカバーが不完全だと走者をアウトにできません。

touch base with someone (人)と連絡をとる
 余談ですが、子供の頃、よく「タッチベース」という野球もどきの遊びをやった記憶があります。確かドッジボールを投げて足で蹴る遊びだったような・・・あれは日本のオリジナルの遊びなんでしょうか。

can't get to [reach] first base 全然うまくいかない
 「1塁にも行けない」ことから。

 その他、off base 関連表現がラジ子さんのブログでフォーカスされています。

続いて、バット(bat)関連を3つほど。

bat a thousand 完璧な結果を出す(イデ由No.770)
 a thousand は野球の打率(batting average)で1.000(10割)のこと。つまり「10割を打つ」という意味。例えば、3割なら0.300 と書き、three hundred と読む。

go to bat for ~ ~のためにひと肌脱ぐ(イデ由No.38)
 pinch-hit (代打に出る)を、昔はこう言ったことから。

right off the bat すぐに/最初から
 2回目の登場なので、今度はpun で攻めてみます。結構自信作です(笑)。さあ、リズムに乗って行きますよ~(圭南先生風)。
Write off the bad loan right off the bat.
 
ただちにその不良債権を償却せよ。

play hardball 強気の態度をとる/手厳しい態度をとる
 前回のベースボール編でHilda さんにご紹介いただいた表現です。文字通り、「硬球でプレーする」にもなりますが、hardball は名詞(真剣勝負)、形容詞(真剣勝負の)、そして自動詞(play hardball と同じ意味)もあるんですね。どことなく、drive a hard bargain「自分に有利に取引を進める/うんと値切る」(ビジ英'06.12月号,p.24)にも音が似ています。

sub-3.00 ERA 防御率3.00未満
 投手の成績を示す指標の1つに防御率(ERA=Earned Run Average)=一試合(9回)平均の自責点 があります。sub-を前置詞的に使って3.00点未満とした表現ですが、マラソン界では完走時間を「サブスリー(2時間台)」のように言うそうです。サッカーの出場年齢制限を表すU22 に対抗した言い方でしょうか(笑)。ちなみに、もともとsubはラテン語で前置詞のunder に相当する言葉だったようです。関連表現を挙げてみます。
sub rosa ひそかに・内密に
 *「バラの下で」ということですが、古代ではバラ=秘密の象徴だったようです。

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