« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

2007年1月

2007年1月28日 (日)

PUN その2

punを利用した単語記憶法の第2弾です。今回は「ビジ英」リスナーのお仲間のご協力により超強力な例文をご紹介させていただきます!

Harry was harried into turning in his report in a hurry.
 ハリーは責めたてられて急いでレポートを提出した。(from ラジ子さん)
 魔法学校で課題レポートをなかなか提出しなかったハリー・ポッターという設定で。

Kandori is in a quandary over what to use as a finishing hold .
 神取は決め技を何にしようか迷っている。(from ラジ子さん)
 神取(忍)選手といえば、「女子プロレス界最強の男(←oxymoron)」、そしてサブミッション(関節技)のプロ。技の種類があまりにも豊富なのでフィニッシュをどれにするか決められない、そのジレンマ(dilemma)に悩む神取選手ということで。

Jennifer Garner wants to garner information about garnets in Ghana.
 ジェニファー・ガーナーはガーナのざくろ石に関する情報を集めたいと思っている。(from ラジ子さん)
 女優さんなので宝石と絡めてみました。実際にアフリカ(ケニア、南ア)はガーネットの原産地の1つですが、鉱山のないガーナはさすがに採れなさそうです。その真相を知りたいジェニファーということで。

Ben Johnson wants to take vengeance in the next race.
 ベン・ジョンソンは次のレースで復讐したいと思っている。(from 剛力さん)
 vengeance の音の中に、金メダルを剥奪されて復讐に燃えるベン・ジョンソンをまるごとダブらせて覚えます。「ビジ英」(L8-3)ではwith a vengeance (やる気十分で)と紹介されていました。ちなみにvengeance はavenge「(正義感を動機として)復讐する」の名詞形です(なぜか a が落ちます)。

ラジ子さん、剛力さん、アイデアのご提供ありがとうございました。少しだけアレンジをさせていただきました。これで harry、vengeance、garner、quandary はバッチリです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年1月27日 (土)

ビジ英・1月号の復習その1

flip-flops ゴム草履、ビーチサンダル(1月号p.36,52)
履物なので常に複数ですが、以前に巻末のBusiness Word Powerでは、単数形で「突然の変更」 という意味で出てきていました。いずれも擬音からの派生語とのことですが、「サンダルがパタパタと鳴る」のと「コロコロ変わる」様子が英語では同じ音感になっているようです。「f」の頭韻といえば、footloose and fancy-free(自由奔放な)という決まりフレーズもありました。

Munich ミュンヘン[1月号p.59,Listening Challenge 2の(1)]
「ミューニック」の発音から書き取れず。先月の大杉先生のものしり「英語で言えるか?世界の地名」で習ったことも完全に忘れていて慌てて復習しました。Munich には歴史的背景から「屈辱的な妥協政策」という意味もあるようです。これと似た発音パターンに、スイスの地名「Zurich(チューリッヒ)→ズーリックと発音」がありました。その大杉先生の番組の中で印象に残った要注意な地名を以下に書き出してみます。いずれも、現地語から英語へのスペル変化がネックとなっているものです。

・フィレンツェ=Florence(フローレンスと発音)
・サンクトペテルブルグ=Saint Petersburg
 (セイン(ト)ピーターズパーグと発音)
・ブルゴーニュ=Burgundy(バーガンディーと発音)

accessible とっつきやすい(1月号p.66,1st見出し語)
元になっている動詞「access(~に接近する)」は、元は名詞だけで使われていたのが、ITの普及で動詞にもなったと聞いたことがあります。面白いのはその発音で、access は名詞も動詞もクセスと前にアクセントがあるのに、その形容詞accessible はアクスィブルとアクセントがずれます。同様に、類語のaccessory(付属の/付属品・装飾品)もアクサリとなって、こちらは日本語のアクセサリー(アに強勢)と発音が違うのでちょっとびっくりします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月24日 (水)

ベースボール(その1)

私はとくに野球ファンというわけではありませんが、さすがは米国の国技(America's national sport)だけあって野球用語から生まれた英語表現は数多くあるようです。

be caught off base 不意をつかれる(ビジ英1月号,p.44, 53)
「off base=ベースから離れて」という状態で捕まる、例えば、塁上のランナーが不意をつかれて投手の牽制球で刺された(アウトになった)ようなイメージです。「~の状態でつかまる」といえば、be caught red-handed(手が血に染まった状態で捕まる→現行犯で捕まる)という生々しい表現もありました。

right off the bat すぐに/最初から
バッターの振ったbat=バットにボールが当たり、すぐさまバットから弾きとんでいく様子です。ミートした直後のボールのリアクションの速さに焦点を当てれば「すぐに」になり、ミートした時点を時間の起点と考えれば「まさに最初から(≒from the very beginning)」になります。

ballpark figure 概算値(2005, 4月号ビジ英p.18)
過去10年でビジ英に何度か登場してました。その由来は、ballpark=野球場の大きさはある一定の範囲には収まるけれども正確なサイズは球場によってまちまちである(イディオム由来辞典/三省堂)ことから、「アバウトな数字」という意味になるそうです。 ex. in the ballpark おおよその範囲で、想定内で

it's a whole new ball game まったく新しい[別の]状況である

他にもまだまだたくさんありそうです。思いついたら、適宜(accordingly)、追記ということで。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月22日 (月)

3語からなる句動詞(2)

先月と今月のビジ英で「3語からなる句動詞」が結構出てきていました。

come [over / across] as ~ ~という印象を与える(ビジ英12月号、p.22)
 同じ回のVignette に2つも!Daily Quiz 3 ではappear to be で言い換え。クリスさんは、appear, be seen as, be understood as と説明していました。

own up to+(動)名詞 (罪などを)認める(ビジ英12月号、p.25、1(a))
 Daily Quiz 1 
 Acknowledge any error and update what was posted accordingly.
 誤りは何であれ認め、書き込み内容を適宜改訂することです。
Own up to any error and update what was sent accordingly. に書き換え。 
 look forward to -ing などと同様、to不定詞を続けないように注意しなければ!その他、acknowledge は、論文の最後の「Acknowledgement.(謝辞)」としておなじみなので「感謝する」がまず思い浮かんだのですが、第一義は「認める」。そしてその発音はエグレジと聞こえました。また、error はここでは文脈的に「考え違い」の意味なのでuncountable。
 動詞+up+to のパターンは他に「live / measure up to (要望・期待など)に応える」(ビジ英1月号、p.44)がありました。
 
walk out on (人) (人)のもとを去る、(人)を見捨てる(ビジ英1月号、p.48)
 日本語では「立ち去る」と言いますが、英語では「歩いて出ていく」→「見捨てる」。
 次の文に似ていると思いました。 
 Dr. Lee never gives up on a patient. (キーワードで英会話 '06.9月号、p.20)
 ドクター・リーは決して患者を見捨てない。
 どちらも「(対象と)関わり続ける状態」がon でうまく表されています。確か、番組中の説明では「(人)に際して」と訳語を当てていました。

録音した放送を聞き直してみると、いずれもやはり真ん中の副詞のところにイントネーションの山があります。副詞の存在感が伝わるように発音するとネイティブっぽく聞こえるかもしれません。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月20日 (土)

リベンジ

「リベンジ」という言葉がはやりだしたのはK-I のアンディ・フグ選手が活躍していた頃からでしょうか・・・。今日は今週のサロンで話題になったリベンジ関連についてまとめてみたいと思います。

「仕返しする」という意味の代表的な動詞にはrevenge avenge があり、revenge 個人的な憎しみ・悪意を動機とする仕返し、avenge は不正・悪事・圧迫に対して正義感からの正当な仕返しを意味する(英和中辞典/研究社)とあります。この説明からすると、日本語の「リベンジ」は正しく使われている気がします。以下、用法の注意点をまとめました。

avenge [something / somebody] on+[仕返しする相手]
・Hamlet planned to avenge his father. (ハムレットは父親のかたきを討つことを計画した。)
・Hamlet planned to avenge himself on his father. (ハムレットは父親に復讐することを計画した。)
 on のあるなしで大違い!これは要注意ですね。

revenge something とは言わない。
Oxford 現代英英辞典によれば、revenge は目的語として「人」のみをとることが「Grammar Point」として指摘されていました。

avenge、revenge はともに受動態でも使われ、しかも能動態と同じ意味になる。
 I will avenge myself on ~ → I will be avenged on ~(by myself は省略) と考えれば納得。再帰代名詞を省略できる分、受身形の方が好まれるのかも。おもしろい現象です。
・I will be revenged on him for my father's murder.
 私は彼に父親殺害の恨みを晴らすつもりだ。

revenge は名詞も同形、一方、avenge の名詞形はなぜか a が落ちてvengeance
名詞のrevenge、vengeance は無冠詞で、have, take, inflict, wreak などの動詞の目的語になります。

with a vengeance(やる気十分で)<ビジ英(1月号,p.44,with a grand passionの言い換え)
なぜか不定冠詞 a がつきます。無理やりavenge の名残とこじつけて覚えるのもいいかもしれません(笑)。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年1月14日 (日)

PUN その1

簡単そうな単語ほど似た単語があって逆に難しく感じる時があります。今回はそんな単語達をPUNを使って一網打尽にする企画です(笑)。

He is billed as the second coming of Bill Gates.
 彼はビル・ゲイツの再来と言われています。(オリジナル)
 ・「再来」には(re)incarnation という言い方もあります(ビジ英2006.12, p.62, 2nd見出し語)。

Bush was bushed by beating around the bush.
 ブッシュは遠まわしに言うことでヘトヘトに疲れた。(オリジナル)

I'll contend with him to my heart's content about the contents of the book.  
私はその本の内容について心ゆくまで彼と張り合うつもりだ。(オリジナル)
 ・アクセントの位置は順に、後、後、前。

He decided to desért his dessért in the désert.
 彼は砂漠でデザートを捨てることを決めた。(ものしり2005)
 ・前2つは発音が全く同じで後ろにアクセント。「砂漠」は前にアクセント。

My jaw got number after a number of injections.
 たくさん注射を打たれてアゴがもっとしびれてきた。(ものしり2005)
 ・なんとも痛々しい文です。前者のnumberはnumb(麻痺した)の比較級。b は黙音。

このシリーズは今後も随時更新予定です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月12日 (金)

格闘家・名前シリーズ1

road warrior 出張の多い企業戦士(ビジ英)
 全日本プロレスでも活躍したロード・ウォーリアーズ(Road Warriors:道行く戦士達)はアニマル・ウォーリアーとホーク・ウォーリアーの名コンビ。残念ながらホークは心臓の疾患で2003年に45歳という若さで他界。

raise hell 大騒ぎする(ビジ英'06.12月号,p.62,下から3行目)
 ヘル・レイザーズ(Hell-Raisers:うるさい奴等、という感じでしょうか)は前出のホーク・ウォーリアーとパワー・ウォーリアー(佐々木健介)のコンビで新日本プロレスで活躍したタッグチームで、IWGPタッグ王座のタイトルも獲得。

vandalism 故意の破壊行為(ビジ英1月号,p.122.No.10)
 バンダル族(the Vandals):5世紀にローマ文明を破壊したゲルマン民族の一種、が語源。 このvandal...の音を聞いてPRIDE のヴァンダレイ・シウバ(Wanderlei Silva)を連想するのは私だけでしょうか。シウバのファイトは相手を破壊するような荒々しさがあるので(笑)。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月 9日 (火)

群れ

今日は英会話サロンの初日、またまた盛り上がりました。その中で、動物などの群れをどう表現するかが話題になりました。そこで、「ビジ英」の1998年1月号,Creative Thinking の(2)でのコメントも踏まえながらまとめてみます。

a flock of geese / sheep (ガチョウ/羊の群れ) 群れを表す最も一般的な単語の一つがflock です。goose(雌のガチョウ)のpl.がgeese で、sheepは単複同形ですね。

a gaggle of geese(ガチョウの群れ)
 これは頭韻を踏んでいて覚えられそうです。ガチョウ以外に、騒々しい一団にも使えます。

a herd of sheep(羊の群れ)
 cow、horse など、わりと大型の動物に使うようです。似た単語でa horde of もありました。 It sounds really funny to say a herd of geese, because geese are small, light animals and they don't go thundering across the field.(byクリスさん)

a school of killifish(めだかの群れ)
 魚やクジラの群れはschool。fishが単複同形なのでkillifish も。「めだかの学校」ではありません(笑)。でも、もしかしたら「めだかの学校」の作詞家はこの言い回しからヒントを得たのかもしれません。このschool の由来はわからない(byクリスさん)とのこと。

a pride of lions(ライオンの群れ)
 どういうわけだか、ライオンの群れにはpride を使います(by 杉田先生)。

a swarm of bees(ハチの群れ)
 小型の昆虫などの群れに使います。

群れと言えば、偶然、昨日のビジ英でa bunch of (1月号,p.36中程)が出てきていました。Daily Quiz. にならって(a)、(b)のフレーズをどこかに入れ替えて文を変化させてみましょう。

He quit and walked off in a huff, muttering about what a bunch of old fogies we are.

(a) gaggle
(b) stomp

He quit and stomped off in a huff, muttering about what a gaggle of old fogies we are.
彼は仕事を放棄して、私たちのことをなんて頭が古くてがみがみうるさい連中なんだとぶつぶつ言いながら、むっとした顔で足を踏み鳴らして出ていきました。

これでさらにインパクトのある文になりました。Gen Y 恐るべし(笑)。群れには、他にも a pack of などがありました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月 8日 (月)

Theater DUO <第5幕>

<第5幕>(完結)

数ヵ月後、ようやくBobにも明るい話題が・・・

Jane: How's it going, Bob?
Bob: Couldn't be better! I did well in my job interview!
Jane: Good for you! (366)
 By the way, do you have the time?
Bob: Let's see… it's a quarter to eight. (559)
Jane: Let's call it a day, Bob. I'm starved.
Bob: Yep. I'll buy you dinner. (560)
 It's on me.
Jane: No. You treat me every time we eat out.
Bob: Well, okay. Let's split the check then. (68)

Bob は新しい未来に向かって歩き出したようです。めでたしめでたし。

さて、5回にわたってお送りしたTheater DUO ですが、文章をあちこち探していたら、DUO が実に無駄なくスマートに作られているのが改めてわかりました。他にも隠されたストーリーがあるかもしれません(笑)。今後も、* のついた単語の習得を含め、DUO を座右に置いて英語学習を続けていきたいと思います。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年1月 7日 (日)

Theater DUO <第4幕>

<第4幕>

いよいよBob とJennifer の雲行きが怪しくなってきました。Bob とJane の会話が続きます。

Bob: Jennifer went so far as to call me an idiot and she wouldn't take it back.
Jane: Serves you right! You provoked her, didn't you? (544)
Why do you put up with her arrogance? She's just taking advantage of you.
Bob: Shut up! (545)

その後、JenniferはBobからお金を巻き上げて去っていきました。

As far as Bob is concerned, anything goes. By contrast, Jane is very cautious. (520)

Bob: Jennifer deceived me!
Jane: You should have known better than to trust her. (531)
Bob: It dawned on me that I had been taken in by Jennifer all along.
Jane: How naive! Didn't you see through her? (539)
Bob: These days, the motives for marriage are not necessarily pure. Take Jennifer for example. (557)
 Speaking of Jennifer, she got engaged to a businessman.
Jane: I'm at a loss for words! I hope she won't break it off. (556)
 You cannot escape from today's harsh realities, so you must adapt to them. (358)

“Living here all by myself is torture!” he sobbed. (536)

Jane: Cheer up! You couldn't help it.
Bob: I did my best.
Jane: I know. Don't dwell on the past. You can start over. (211)
 Whenever you're in trouble or feeling down, I'll be there for you. (542)

Bob にもどこかJenniferを責めきれない弱みがあったようですが、早く元気になってほしいところです。

●dwell 自体は「住む」という意味ですが、on を伴った場合、それに「くよくよこだわる」「長々と述べる」といったちょっとネガティブな意味になりますね。いくつかの辞書を引いてみたのですが、たいていon の後の語句にはpastが含まれていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 6日 (土)

Theater DUO <第3幕>

<第3幕>

Bobは妻のJenniferに何やら深刻な話があるようです。

While Bob was at work, Jennifer was at home absorbed in silly soap operas. (196)
Bob had intended to take her out tonight, but he had to work overtime. (283)

(ON THE PHONE )
Bob: Can you spare a minute? I'd like to discuss something of importance to both of us. (518)
Jennifer: I must admit we quarrel every now and then, but generally we're on good terms with each other. (200)

He could hardly comprehend what she was implying. (499)

Jennifer: You owe me $200 altogether, Bob. When are you going to pay me back?
Bob: I'm sorry. I'm hard up.
Jennifer: There you go again! (355)
 That's odd! Tell me how it happened.
Bob: I'll explain it to you later. (72)
Jennifer: I can't stand it anymore!
Bob: Calm down. I'll come over as soon as possible. (526)

AT HOME
His ambiguous reply made her all the more irritated. (500) When her patience gave out, she grabbed his collar and swore at him. (199)
“Stop making a fuss. It really gets on my nerves!” she shouted. (372) Bob has to get through this ordeal on his own. (547)

どうやらお金の問題でもめているようですが真相ははっきりしません。Bob と Jennifer、大丈夫なんでしょうか?!

今回出てきた単語では、ordeal (厳しい試練、つらい体験)が難しく感じました。手元の「E-Gate英和辞典/Benesse」によるとordeal は具体的な内容を指して使うようです。そして、第二義には「試罪法・・・昔、火・毒などの試練を課して傷つかないものを無罪とした裁判方法」と書かれていました。国や時代についてはコメントがなかったのですが、この文章を読んだ時、魔女裁判を連想しました。似たような話で、acid test (試金石)・・・金が本物かどうかを判別するのに硝酸(nitric acid)につけて腐食しなければ本物と判定したことから(イディオム由来辞典/三省堂)」というのを思い出しました。日本語の「試金石」は、こすりつけてできる条痕から金の純度を判定した黒色の硬い石(那智黒石)の意味で、日英で由来は違うようです。他にも、かつて硬貨を弾いた音で本物かどうかを見分けたことからできた ring true (真実のように思える)という表現もあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 4日 (木)

Theater DUO <第2幕>

<第2幕>

数ヵ月後、Bobは嬉しさのあまり・・・

Bob: Hi, Jane. What's up?
Jane: Not much. How about you?
Bob: I got married to Jennifer.
Jane: Wow! Congratulations! (541)
Bob: What are you chuckling about?
Jane: Bob, you have your sweatshirt on backwards!
Bob: Oops! (506)

To be continued...

BobとJenniferがついに結婚! これでハッピーエンド(happy ending)? それとも・・・

洋服が「後ろ前逆で」はon backwards 、つまり後ろ向きに着るわけですね。他に、upside down(上下逆さまで)、inside out (裏返しで)がありますが、これらにはどちらも「大混乱で」という意味にも展開します。例えば、turn ~ upside down (~をめちゃくちゃにする)などは日本語の「上を下への大騒ぎ」という言い方に似てますね。混乱状態を表すセットフレーズには、topsy-turvy、helter-skelter、hotchpotch(hodgepodge)のように韻を踏んだものが多い気がします。hustle and bustle (喧騒)も何回かビジ英に出ていました。
 さらに、inside out には「徹底的に」という意味もありますね。この場合にはand を間にはさんで、inside and out(中も外も→隅々まで)(ビジ英・2006年11月号p.10)がより正確な言い方なのでしょう。ちなみに、「隅々まで」を意味する決まりフレーズにはnook and crannyがありました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月 3日 (水)

Theater DUO <第1幕>

英単語・熟語集『DUO 3.0 』(アイシーピー)の中に散りばめられた全560本の例文をつなぎ合わせて1つのストーリーを読み解く新企画です。主人公Bobのラブストーリー?を全5話でお楽しみ下さい。なお、( ) 内の数字はDUOの文章No.を表します(ページではありません)。

<第1幕>
JaneとBobは恋人にふられたばかりです。

In tears, she (=Jane) tore up his letter and threw it away. (530)

Bob: Don't take it literally. He is inclined to exaggerate. (527)
 I feel for you, Jane. Grief doesn't fade away quickly.
Jane: I'm OK. I’ll get over it. (554)
 Now that I've found that there's no one to turn to, I'll have to stand on my own two feet. (75)
 What's the matter, Bob? You look so miserable.
Bob: Leave me alone. It's none of your business. (504)

・・・

Bob: Jennifer left me for another guy.
Jane: Oh, you must be upset.
Bob: Not really. I'm used to it. (534)
 I've been going with Jennifer on and off for ages.
Jane: You're as indecisive as ever. Isn't it about time you settled down? (538)
Bob: Even though she is seeing someone else, I won't give her up. (540)

さあ、果たしてBobはJenniferを取り戻すことができるのか?
がんばれ、Bob!

第1文(No.530)は、2種類のtear(片方は過去形のtoreですが)がさりげなく使われています。名詞の「涙」は「ティア」、動詞の「引きちぎる」は「テア」。このあたりもDUOのよいところです。
Janeの台詞(No.75)のstand on one's own two feet (自立する)は、ちょうどビジ英(12月号、p.70最下行)に出てきていました。

DUO 3.0

Book DUO 3.0

著者:鈴木 陽一
販売元:アイシーピー
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月 2日 (火)

7&9

皆様、A Happy New Year!
今年もマイペースで続けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

今年最初に復習するのはとても明るくおめでたい表現です。

(1)in seventh heaven
(2)on cloud nine

 どちらもbe動詞に続けて「有頂天だ・とても幸せだ」という意味ですが、先日ネイティブさんと話していてどちらも普通に通じました。おもしろいのはどちらも数字を使っていて、由来は(1)ユダヤ教(Judaism)/イスラム教(Islamism)における死後の世界の最上階層=the seventh heaven (第七天国)、(2)米の気象用語、雲の9区分のうち最上層の雲(積乱雲)から来ているそうです。また、どちらの場合も具体的な世界や雲を表すのではなく「イメージの象徴」なので無冠詞で使います。これは、直喩(simile)の as American as apple pie(とてもアメリカ的で)などと一緒ですね。例えば、(1)ではtheをつけないことで完全に宗教色がなくなり、アルクの英辞郎(on the Web)によればseventh の直前に the がないパターン、the があるパターン、代名詞の所有格があるパターンの使用比率は100:10:1くらいだそうです。ちなみに、ダンテの『神聖喜劇』(The Divine Comedy)の中では the ninth heaven が最上とされることから(1)と(2)の混合形 in ninth heaven となることも。
 余談ですが、先のネイティブさんはとても日本通で、Roppongi に「Seventh Heaven」というクラブ?があると紹介してくれました(笑)。あ、それにこの表現、[evn]-[evn]の韻も見逃せません!

 さて、明日からは新春企画として、愛用の英単語/熟語集「DUO 3.0」に隠されたストーリーの謎解きに挑戦してみようと思います。名付けて「Theater DUO」(全5回の予定)、乞うご期待!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »