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2006年12月

2006年12月28日 (木)

Christmas

 ちょっと時期が過ぎてしまいましたが、先日のサロンでは「クリスマス」について話題になりました。

・キリストとサンタのつながりとは?
・日本人がクリスマスを祝うことについて

 これらのトピックについては、「ビジ英」12月号p.122のチータムさんのエッセイに詳しく書かれていました。要約すると、今のクリスマスの祝い方はキリスト教以前の北欧の宗教に由来し、最初のキリスト教徒がヨーロッパにやってきた時、クリスマスのお祝いにわざと古い祝典の様式を取り入れ、人々をキリスト教に改宗させるのに役立てたとのこと。だからサンタはフィンランド(Finland)出身で、Christの生誕の地=中東(Middle East)とは無関係なわけですね。
 結局、クリスマスは様々な宗教のチャンポン(mixture)なわけで、今となっては単なるお祝いイベントと考えるスタンスが、少なくとも日本では普通です。 ただ、Christmasという単語自体はChrist(キリスト)+mass(ミサ)ですし、PC(political correctness)上はやはり宗教的なものとして扱うのが無難のようですね。杉田先生や知り合いのネイティブによると、欧米の会社が社員にクリスマス休暇を強制or奨励するようなことはまずしないとのことです。

 せっかくですので、そのチータムさんのエッセイから気になった単語を抽出してみます。

no nothing 全く何もない
 二重否定→強い肯定かと思いきや、noはnothingの否定度を強めてやっぱり否定。ちなみに、never の口語の強調形はnever ever (今までもこれからも絶対~ない)となるのでした。  

winter solstice 冬至
 solstice の語源はラテン語のsol(=sun)+stare(じっと立つ)で太陽が静止する点。太陽と地球の位置関係を「時間」と「太陽の位置」の2次元のグラフで表せば、「至」の時の太陽の位置は曲線の極点になり、これを「静止する点」と表現したのでしょう。sol はsolar(太陽の)やparasol (パラソル、日傘)<para(~を回避する)+sol(=sun)などでおなじみです。

hold water 筋が通る
 「(容器が)水を漏らさない→完璧である→正論である」という意味展開。この表現の後に続けて、hold even less water (ますます筋が通らない)という強調形も使われていました。

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記憶法

何回出てきても忘れてしまう単語ってありますね。私が難しい単語を記憶するときは、とりあえず以下の方法のいずれかを頼っています。

 

 (1)語源(etymology)
 (2)連語(collocation)
 (3)(rhyming)
 (4)語呂(pun)
 (5)反復(repeat)

 

 (1)は意外な事実がわかることがあって楽しいですし、(2)や(3)で覚えたものは語にまとまりがあるので会話ですぐ使えるメリットもあります。(3)、(4)は音に頼る記憶ですが、自分の好きな歌の歌詞などに出てくればlucky ですね。私見ですが、ある程度の塊(chunk)の方が頭に残りやすく、あまり見なれない短い単語を単独で覚えるのは逆に難しいような気がします。
 また、(4)は最後の手段ですが、英会話では頭が英語モードなので、単語の連想に日本語を使っていると会話にスムーズさを欠くおそれはありますね。私の場合、(4)は知っている単語の発音をネイティブっぽくするのに使っているかもしれません。小学生の頃聴いていた「基礎英語」でcamera がどうしても「木村」に聞こえたのが始まりで、hierarchy (ヒエラルキー、階層) が「Hi, Araki!(は~い!荒木)」とか(笑)。余談ですが、アメリカの学生さんなどはeuthanasia (安楽死)を「youth in Asia(アジアの若者)」という語呂で覚えるという話を聞いたことがあります。でもこれ、なんだかhate-crime (人種差別犯罪)を誘発しそうという意見もあって微妙です(考えすぎ?)。最後の(5)は力技。例えば、頻繁に使うようなログイン時パスワードに使用して毎回打ち込んで覚えるという荒技もあります。もちろんパスワードに単語だけを使用するのは危険ですが、うまく数字や記号と組み合わせて打ち込めば安全かつ効果的な学習法になります。

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2006年12月26日 (火)

最近の英会話サロンから

digest 消化する、要約する、我慢する/要約
 会話で動詞がとっさに出てきませんでしたが、動詞と名詞は同形で、アクセントは「名前動後」のパターン通り。そういえば日本語でも「ダイジェスト」って言いますね。(抽象的に)イヤなことを消化する→我慢する、になるのでしょうか、体に悪いdigestです。

puppet show / toy drama 人形劇
 娘の幼稚園のクリスマス・コンサートでの一幕を説明中、出てこなかった単語。puppet はパペットマペットでおなじみ。

Achilles' tendon アキレス腱
 「アキレスの天丼」と覚えることにします(笑)。「もりもり食べてアキレスのように速く走ろう」という天丼(笑)。「アキレス腱を切る」のはpull / tear / rupture one's Achilles' tendon とのこと。pull には筋肉などを無理に引き伸ばして「痛める」という意味もあるんですね。一方、比喩的にAchilles's heel なら「弱点」を意味し、これは場所は違いますが、「弁慶の泣き所(=スネ)」という言い方にそっくりです。ちなみに、pull one's leg だと「(誰かを)からかう」になるのでした(←なぜだろ)。

 さて、サロンの皆様、今年も1年間ありがとうございました!ほぼ週1のペースで気軽に英会話できる環境は魅力的な環境で、いつもその幸運に感謝しています。来年も引き続きまたよろしくお願いいたします!

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2006年12月23日 (土)

あいさつ

ビジ英の復習です。

work wonders 驚異的な効果を示す(11月号,p.40)←頭韻で覚えます
proper authorities 関係当局(12月号,p.48)

 必ず複数形で使う単語ってありますよね。あいさつ、とくに冠婚葬祭系の単語は複数形が多いですね。Conclaturations! はすでに日本語になっていますが、「コングラッチュレーション!」のように最後に「ズ」がないととても落ち着かないのは私だけでしょうか。Please accept my sincere condolences on ~. (~にお悔やみ申し上げます)なども一例ですね。これらの場合は単語を複数形にすることで気持ちを強くこめるというのが私の解釈です。ちなみに後者の例の最強形としてsincereのかわりに最上級sicerest を使うことがあるようです。この語形変化、すっかり頭から抜けてました^^;
 「あいさつ」といえば、少し前にクリスさんがメールの書き出しに「Salutation.」をよく使うと言っていました。Salutation=「あいさつ」という意味の「あいさつ」ですが、映画「シャーロットの贈り物」で、蜘蛛のシャーロットが空から降りてきて「Salutation!」とあいさつするシーンがあります。この使い方は辞書にほとんど載っていませんが、最近の傾向なのでしょう。ただ、こちらは単数形で使うようです。余談ですが、シャーロットの声はジュリア・ロバーツ、吹き替えは鶴田真由なんですよね。映画は見てませんが、なんとなく合っている気がしました。

 続いて、Quote...Unquote(12月号,p.43)からの抜粋です。
 Being defeated is often a temporary condition. Giving up is what makes it permanent.
 敗北というのは一時的な状態であることが多い。あきらめが永遠の敗北にしてしまうのだ。

 一時的な失敗や低調で、その人を信頼する気持ちは変わりません。なぜなら自分が同じようにしてその人に支えられてきたから。

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2006年12月20日 (水)

ビジ英・12月号の復習(競馬編)

今月も競馬ファンには見逃せない重要見出し単語がありました。

thorough 完全な、抜かりのない(12月号p.10,3rd 見出し語)
 ご存知、thoroughbred (サラブレッド)=thorough (純血の)bred(生み出された動物)のthorough ですね。thoroughbred は「育ちのよい人・教養のある人」も指しますが、日本語では「政界のサラブレッド」などように親の血筋を引いた2世のエリートなどに使うことが多い気がするので、英語と微妙にニュアンスが違うのかもしれません。

suave もの柔らかな、人当たりのよい、上品な(12月号p.44,1st見出し語)
 1991年の凱旋門賞馬はSuave Dancer (スワーヴダンサー)という馬でした。そういえば、似た単語で長母音の発音だけ異なるswerve(急にそれる,11月号p.36,3rd見出し語)が先月出てきていました。さすが「ビジ英」、学習上、意図的に似た「見出し語」を設定していることが伺えます。ある「見出し語」が、少し時間が経ってから「Daily Quiz」に再登場するパターンも実に助かります。

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2006年12月16日 (土)

飲み会サロン

 英会話サロン同好会の恒例、英会話のみで行うサロン飲み会&洋楽しばりの2次会カラオケ、幹事のMAMIさんが中心となってたいへん盛り上がりました!ネイティブの方も交え、楽しく充実した4時間でした。では早速、単語とフレーズのreviewから~。

toast vi./vt./n. (~に)祝杯を上げる/乾杯
 ちなみに、「be the toast of 場所」で、「地域で評判の人物である」という意味もあるそうです。
 乾杯する時にMAMIさんが使ってくれたのは raise our glasses でしたね。
●通常、チーム競技のスポーツ選手は、スポーツ名+player(例: soccer player)。
 一方、個人競技の選手は語尾変化させて作る(例: ski →skier)。ski playerとは言わない。
●国の伝統的な衣装にはclothingを使い、costumeは使わない。
 ※costume→Halloweenなどの仮装衣装のイメージが強い。
shimmer かすかに光る(shiにアクセント)・・・アラジンの『A Whole New World』より
castaway 漂流者・・・『Castaway』 Green Day<cast away 投げ捨てる、漂流させる
 
 もっともっとたくさんあったはずですが、思い出したらその都度また書き足しま~す。
 
 次に、ネイティブさんとのやりとりでおもしろかった一幕です↓

私:Are you a blue blood?
  あなたは名門の出ですか?

ネ:Well, I don't remember whether I am or not.(laughing
  ん~、どうだったか覚えてないな(笑)

 これはなかなかnice な返しです(笑)。ということで、つい最近教わった blue blood (貴族/名門の出身)も会話で普通に使えそうです。ちなみにこの表現は屋敷に住んでいる貴族が、あまり日に当たらないので「血が青い」という比喩なんだとか。

 また、気になっていた「障害をもった」という表現について聞いてみました。handicapped はそんなにoffensive ではないが、やはりそういうニュアンスはあるにはあるとのこと。そこでchallenged が適切か?と尋ねると、そうなんだけど、例えばvertically challenged などは「背が低い」ことを(自他ともに)皮肉をこめて使うことがあるので注意だそうです。そこでこの間覚えたばかりの「I'm financially challenged.」は?と聞いたら、これは「私にはお金がない」ことのジョークとして笑ってくれました。自分のことに使うならOKとのこと。
 
<プチ情報>最近のアメリカの子供達は副詞のtotally をつけてI'm totally tired. (ちょー疲れた。という感じでしょうか)などと、totally を連発するそうです。一種のはやり?なんでしょうか。あと、「like+名詞」も連発するようです。これはちょうど日本語で語尾を「~みたいな。」にするのと似ている感じがします。余談ですが、競馬のペリエ騎手(フランス人)は勝利騎手インタビューでよく「look like ~」を連発します。やはり、filler(well..., you know...などのつなぎ言葉)と同様、どんな言い回しも連発は控えた方がよさそうです。
  

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2006年12月12日 (火)

avalanche

プロレスも英単語の宝庫ということで、先日のGHCの感想から。
 12.10武道館、ノアのGHCヘビー級選手権試合、さすがに丸藤の三沢超えはならず!しかし、天才同士のひらめきがぶつかり合う見事な試合で、こういうプロレスが今見られることは本当に幸せ。丸藤の三沢超えのためにはもうワンランク上の重い技のたたみかけが欲しいところだけど、短期間でウエイトを上げたためかジュニアとヘビーの間で技のスピードと重さのバランスがまだどっちつかずなのかもしれない。しかしそれでも三沢の再三のエメラルドフロウジョンを切り返しあと一歩まで追い込んだのはさすが。最後は三沢も勝負を決めにいったランニングエルボーをかわされ、奥の手「雪崩(avalanche)式のエメラルド」でピン。
 さてここで、プロレスファンでない方にクイズです。英語をヒントに以下のプロレス技をイメージしてみて下さい。
①ストンピング(stomping
②スパインバスター(spine buster) 
③カーフブランディング(calf branding

①は文字通り、横になった相手を足で踏みつける基本技。調べると、old stomping ground で(踏みならした)昔なじみのホームグランドという言い方があるそうです。
②はspine(背骨)を破壊する技(buster)ということで、相手の両足を持って相手の背中をマットにたたきつける技。ちなみに脊髄を意味する英単語は、spine の形容詞形=spinal を用いてspinal cord / spinal marrow。
③は子牛(calf)の焼印押し(branding)ということで、立っている相手の頭の後ろにひざを当てながら、相手をうつ伏せにマットに押し倒すという技。brand は動詞で「~に焼印を押す」の他に「~に汚名を着せる」という意味もあります。

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2006年12月10日 (日)

ブラいち!

 ついに出ました、「のだめ」の千秋君+Rising☆Star(rising star=期待の新星)オーケストラによるブラームスの交響曲第1番。原作の「のだめ」は読んでいないものの、だいぶ前に、のだめ関連グッズとしてCDが発売されていたので、いずれ出てくるはずと思っていました。この曲は私の最も好きな交響曲の1つです。昔、私の高校入学が決まったとき、父親に「お祝い、何がいい?」と聞かれ、迷わず「ブラームスの交響曲第1番のレコード!」と言って買ってもらったのを思い出しました。そのレコードは「カラヤン+ベルリンフィル」という最強コンビでしたが、のだめの方のCDの指揮と演奏は実際には誰がしているのか?といった素朴な疑問も残ります(笑)。ま、それはさておき、この曲は実に重く深く、いろいろなことを考えさせてくれます。
 ブラームスの作曲の姿勢はまさに職人そのもの。着想から20年近くかけて作られたこの交響曲第1番はドイツ語で「Schmerzenskind(手のかかる子供)」などと表現されたりしますが、これはこの曲の難しさと、生涯独身を通した彼が無類の子供好きだったことをひっかけていて実に言い得て妙(How true.)だなと思います。
 余談ですが、私がブラームスの曲を人前で演奏したのはたった1曲、ヴァイオリンソナタ第1番(第1楽章)だけです。その時は、弾いている自分は楽しくても聴いている人にとってはどうかな?といった疑問が残り、技術的な問題は別にしても、自分にとってのブラームスはやはり「聴く」作曲家なのかも、と反省した記憶があります^^;

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2006年12月 9日 (土)

spot

 簡単な単語ほど要注意ということで、今日はspotについて調べてみました。

spot
①場所・地点
②しみ・汚点・斑点
③コマーシャル
④(the black spot) スペードのエースの中央にある黒い図形

on the spot 現場で/苦境に陥って・生命の危険にさらされて
 前者の意味しか知りませんでした。後者の由来は④、海賊が裏切り者に対してスペードのエースを送りつけたことから、だそうです。
cf. put someone on the spot (人を苦境に立たせる)

spot check 抜き打ち検査(ビジ英のp.84の解説文より)
 日本語でも「スポット的に(無作為に)」と言いますね。ちなみに、学校の抜き打ちテストはpop quiz。
cf. give someone pop quizzes 抜き打ちテストをする 

change one's spots 自分の性格を根本的に変える
 聖書の「Can the Ethiopian change his skin, or the leopard his spots? (エチオピア人はその皮膚を変えることができようか、ヒョウはその斑点を変えることができようか?)」から。シェイクスピアも作品(King Richard II)の中で引用しています。通常、否定文で使うとのこと。
 ちなみに侮れないのがヒョウの発音。leopard のoは発音せずパードになるんですね~(これも「たべっ子どうぶつ」で知りました!)。さらにLeo (しし座)の発音は[li':ou]でこれまたややこしい。どちらも日本語の「レオ」の仕業ですね。

 「聖書、戯曲、小説」由来のイディオムはけっこう多いですね。言葉が作られるのはやはり文化的背景から、ということなのでしょう。そしてその表現が生き残るかどうかは、①かなりの流行語/ブームになる②音の響きがよい、の2つのファクターが重要であると考えられます。

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2006年12月 7日 (木)

たべっ子どうぶつ

peafowl 孔雀(キジ目キジ科)<ギンビス たべっ子どうぶつ(ビスケット)
 雌雄を区別するときはpeacock(雄の孔雀)、peahen(雌の孔雀)と呼び分けます。ニワトリ(キジ目キジ科)と同じパターン。それにしても「たべっ子どうぶつ」は長寿お菓子ですね(最近CMを見かけませんが)。Monde Selection 金メダル受賞(1979年)のマークはいまだに健在!

lousy 面白くない・ひどい [la'uzi]
 「シラミだらけの」という意味が一般化した形容詞ですが、ネガティブな意味に変わりはないようです。次のように使うとちょっとインパクトあります。
 ex. The food is lousy, and the service is terrible.
   料理はまずいしサービスはひどい。

●アパートについて(ビジ英11月号p.26)
 condominium (condo) 分譲マンション(米語)、英ではapartment building
 一方、米でapartment building というと分譲と賃貸の両方の可能性がありますが、どちらかというと賃貸の傾向があるとのこと(byクリスさん)。賃貸であることをはっきりさせるためには、rental/rented apartment と言えばよいみたいです(英・米とも)。 注意すべきは、日本語のマンションにつられて、I live in a mansion. というと「私は大邸宅に住んでいます。」になってしまいます。マンションは手元のE-Gate英和辞典では米でapartment、英でflat と出ていました。

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2006年12月 5日 (火)

challenged

 体に障害を抱えていることを表す形容詞として、handicapped はよくない、disabled にしなさいと昔どこかで教わりました。確かに手元のOxford Advanced Learner's (1995) には、
Handicap and handicapped were used a lot in the past but many people now feel these words are offensive and prefer to use expressions with disability and disabled.
と書かれていますが、offensive とは穏やかではないですね。要注意です。さらに、プログレッシブには「disabled の婉曲語」としてchallenged が載っていました。 physically challengedmentally challenged など。今はこのchallenged が一番丁寧なのかもしれません。この現象は一種の価値逓減の法則(law of diminishing value)だと思いました。つまり、ある婉曲語が頻繁に使われているとそれがだんだん普通の表現になってきてしまう。そこで新しい婉曲語が必要となる、といった具合に。
 そういえば、ネイティブの友達に、vertically challenged という言い回しを教えてもらったことがありますが、こちらは垂直方向に難題を挑まれている=努力を要する、ということで、「背が低い」の婉曲表現ということでした。
ちなみに、Oxford Advanced Learner's (第6版/Genie版)にはジョークとして、I'm financially challenged at the moment. (= I have no money.)が載っています(笑)。

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2006年12月 2日 (土)

アイポッパー

今日の中山メイン・ステイヤーズS(GII)はペリエ騎手騎乗のアイポッパーが勝ち、6歳にして見事にGウイナーの仲間入りを果たしました。この馬を英字表記するとEye-Popper となります。eye-popping は文字通り、「目玉が飛び出るほど、びっくりさせるような」という意味の形容詞、eye-popper が「目を見張らせるもの・人」ですね。まさに映画「マスク」の目玉が飛び出るワンシーン(CG)が思い出されますが、周囲をびっくりさせるほどの活躍を、と馬主さんが期待してつけた名前なんでしょうね。「ビジ英」では、ほぼ同じ意味で、eye-opening(形容詞・名詞)、eye-opener(名詞)が出てきていました。
 ちなみにこのレースでは、他にゴーウィズウィンド(7着)という馬が出ていました。これって有名な「風と共に去りぬ」かなと思ったら、正確には「Gone with the Wind」でした。
 さて、明日の中山新馬戦(4R)にはプラピシャスという牝馬がデビューするようです。これは形容詞 propitious(吉兆の)からの命名とのことですが、この形容詞、私は知りませんでした。この単語が私の中で定着するかどうかはこの馬の活躍にかかっています(笑)。あまり人気はなさそうですが、この仔の父親は新種牡馬(new sire)のカリズマティック(<charismatic、maにアクセント) ですから関係者の期待は大きいはず。いわゆるカリスマ(charisma) は[カマ(リにアクセント)]という発音注意単語でした!これは、「化粧品/化粧用の」を意味するcosmetic [カティック(メにアクセント)]と同じパターンですね。ちなみに-smaで終わる単語は全て[ズマ]と濁って発音するようです→例:plasma(プラズマ/血漿)、miasma(毒気/悪影響)など。

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2006年12月 1日 (金)

3語からなる句動詞(1)

 3語からなる句動詞は通常、「動詞」+「副詞」+「前置詞」のパターンが多いですね。主なパターンは私の中では以下の2つに大別されます。

― up with のパターン
catch up with ~追いつく
 ~とともにあって、進歩、更新の状態(up)を捕らえる
・(be) fed up with ~にうんざりする
 ~が胃の上(up)まで与えられて(大西泰斗説)
keep up with ~に遅れずについていく
 ~とともにあって、進歩、更新の状態(up)を維持する
put up with ~に我慢する、耐える
 ~とともにあっても(自分を)立っている状態(up)に置く

 catch, keep, put については「新感覚キーワード~」9月号p.59にも解説がありました。

― in on のパターン
cash in on ~を生かす、~から利益を得る
 ~に基づいて自分の中(in)に現金を入れる
 cf. cash in on one's experience 経験を生かす(ビジ英11月号p.13, Quote...Unquote)
close in on ~にだんだん接近する、~を包囲する(ビジ英12月号p.16, 1st見出し語)
drop in on (人)のところへ立ち寄る(予告もなしにふらっと)
 (人)に際して、(自分を)家の中(in)に(移動中に)落っことす。
zero in on ~に焦点を定める(過去「ビジ英」に数回)

 上記の「in」は一般的な「(空間的に)~の中に」のコアに加えて、対象に近づいていく、いわゆるズームインのイン、のコアが生きている例(close, zero)も見られます。

 これまでの経験から、3語からなる句動詞の発音には独特のintonationがあることに気がつきました。つまり、真ん中の「副詞」のところで突然、尻上がり(rising intonation)になり、「前置詞」のところでは下がる(falling intonation)というパターンです。今回この記事を書くきっかけとなった「ビジ英」のclose in on ではその傾向があまり目立ちませんでしたが、真ん中の「副詞」には重要なイメージがこめられているため強調される傾向があるようです。聞いていて妙に耳に残るintonationです。

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