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2006年11月

2006年11月29日 (水)

mole

mole [moul]

 ①モル(分子数の単位)
 ②ほくろ
 ③モグラ
 ④スパイ
 ⑤防波堤

 やはり真っ先に思い浮かぶのが①の化学などで用いる単位「モル」。でも発音は[モウル]なんですね。そして②ほくろ。③モグラ。モグラがわかると④のスパイもイメージできそう。敵地に潜りこむから。潜入者を「モグリ」とか言いますね。①から④までは、あらっぽくは「黒っぽい固まり」という共通イメージでとらえれば覚えられそうです。⑤の防波堤はその点で異質。でも「⑤防波堤の天敵は③モグラ」と考えたらちょっと笑えますね。「ビジ英」12月号p.16, 3rd見出し語の例文にlevee(堤防)がちょうど出てきましたが、防波堤はcoast levee とも言えるとのこと。
 ちなみにショッピングモールのモールはmall [mo:l]で商店街の意味の他に、(木陰のある)散歩道、中央分離帯の意味もあり。

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2006年11月27日 (月)

Deep Impact has the deepest impact!

 ディープインパクトが帰国後のGI、Japan Cupを見事に最後方から(from the back of the field)最速の上がり33秒5で2馬身(two lengths)突き抜け勝利!
 このブログでも触れていた凱旋門賞(Prix de l'Arc de Triomphe)の失格(disqualified)でモヤモヤしていたものを一気に払拭する復活Vです!ある英字新聞はレースの様子を次のように描写していました。

「Deep Impact's win came in front of a crowd of that eventually reached 120,182. The colt, winner of a Triple Crown last year, started with Take keeping him at the back of the pack. As the field turned into the home straight, Take went wide and Deep Impact surged ahead of the field.」

「ディープインパクトの勝利は、最終的に12万182人にも上る観衆の前に訪れた。昨年の三冠馬を、武は初め馬群の後ろにつけ、全馬が最後の直線に入ってくると外に持ち出し、ディープインパクトは馬群を突き抜けた。」

 おもしろいと思ったのがfield の使い方。このfield は場所ではなく全競技者(馬)を表していて、競馬ではとくに「本命馬(この場合=Deep Impact)以外の全出走馬」という意味だそうです。なので、いわゆる「馬群」はこの文のように、pack field で表せばいいんですね。ちょっと違和感があったのはcoltcolt(仔馬)は競馬ではデビュー前で牧場にいるような当歳馬などを言う気がするので、普通にthe horse とする方が自然だと思いました。確かにディープは平均より小さな馬体ですが。ちなみに、この記事の見出しでは、ディープを「colossal colt(とてつもなく偉大な馬)」と表現していたのですが、これはhead rhyming+oxymoronicでなかなかniceです。

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2006年11月26日 (日)

誰がために鐘は・・・

 a か the か、あるいはそれらの有無などによる冠詞の違いで意味が変わるイディオムを集めてみました。「the」が使われる場合には具体的な意味が生じる傾向があるようです。

in front of ~の前で/in the front of 最前部(首位)に・で
 待ち合わせする時に混乱の原因になる場合があるそうです。frontの冠詞に関して、例えば、劇場の外の前なら無冠詞(in front of the theater)で、ホールの中の最前列ならtheをつけます(in the front of the theater)。ついでに、ホテルの「フロント」は英語ではfront desk ということで、こちらも混乱の原因になることがあるようです。

pull off a coup 大成功する/pull off the coup クーデターを起こす
 coup の発音は[ku:]で、pが黙音。フランス語由来の単語ですがクーデターのクーということで覚えられそう。「pull off ~」は、具体的な目的語(victory, audition, maneuver, etc.)をうまくやる時に使えるのでいろいろ応用できそう。私のイメージは「木などにしっかりと打ち込んである釘がうまく抜けた!」という感じです。なかなかうまく抜けないんですよね、これが。ついでに、釘に関連する表現に hit the nail (right) on the head (図星である)があります。「ちょうど釘の頭を打つ」で、まさにピタリと当たる様子がよく伝わる言い回しです。

ring a bell ピンとくる/ring the bell ピンとくるor(商品などが)ヒットする<the bell=福引きで鳴らす鐘
 日本語の「ピンとくる」は曖昧ながらも絶妙な表現だと思うのですが、この「ピン」は何かを思い出した時の音のようにも思えます(由来は不明)。英語ではその音が鐘の音で表現されているようです。一般に英語圏の鐘の音は、日本の除夜の鐘のような重苦しい音ではなく、澄みきった透明感のある音の象徴のようで、例えば、It's as clear as a bell. (=とても明白です。<ビジ英11月号p.56)という表現があります。

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2006年11月25日 (土)

キャンディ・その1

 最近お気に入りの飴を紹介します。ポイントは、甘味(sweetness)と酸味(sourness)のコンビネーションです。

はちみつ ゆず茶 のど飴(カンロ)
 まろやかなはちみつ味の飴の中に、さわやかな柚子果皮(高知産)入りのゆず茶ペーストを入れた一品。甘すぎず酸っぱすぎず、柚子とお茶特有の苦味や渋みをほんの少しだけ感じさせるバランスが絶妙で、やみつきになっています。価格はやや高めですが、たいていのコンビニには置いてある人気商品です。

梅黒飴(佐々木製菓)
 沖縄産の黒砂糖を使った黒飴の中に紀州産の赤じそ梅干ペーストを入れた、かなりコントラストのある甘味と酸味の濃厚(rich)な二重奏を奏でています。Can☆Doの100円shopで購入した一品で、あまりのおいしさに数日後同じ店に再び買いに行ったのですが、商品の入替のためか既に店頭から消えていました。

 

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2006年11月23日 (木)

Dear Mr. Slump:

 私は時々NHK総合TVの「プロフェッショナル」を見ています。様々な分野の一流のプロの方を毎回ゲストに迎え、脳科学の切り口からゲストの考えや流儀にせまっていくという番組ですが、司会の茂木(もぎ)先生の質問パターンの1つに「スランプ(slump)の対処法はどうしていますか?」というのがあります。まず、その道のトップの方でさえ、悩み、落ち込むことが結構頻繁にあるという事実に少しほっとしながら、その答えに注目していると、非常に楽観的なものが多いことに気づきます。つまり「先のことは考えない」「どうにかなる」「スランプも続けばそれも実力、仕方がない」といった感じ。その中で、ミュージシャンのスガシカオ氏の回答が「まずは1歩踏み出す」というもの。「10歩、20歩を一気に踏み出すのはしんどいし無理だけど、まず1歩なら・・・」と言っています。困難な仕事を達成する手法に関する似たような格言が「ビジネス英会話」でも時々出てきますのでその1例を紹介します。

 The secret of getting ahead is getting started. The secret of getting started is breaking your complex, overwhelming tasks into small manageable tasks, then starting on the first one. ―Mark Twain (U.S. writer, 1835-1910) 
 成功する秘訣は始めること。始めることの秘訣は複雑で圧倒されそうな仕事を小さく処理できる仕事に分けて、その最初のものから取りかかること。

 まずは目標のサイズを正確に、客観的にとらえ、少しずつ無理なく処理していくmanagement能力も大事ということですね。主観的になりすぎて絶望して立ち止まってしまったら完全に可能性もゼロ。希望的観測(wishful thinking)を持って、今日もがんばっていきましょうか。

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2006年11月22日 (水)

Sオケ、最高!

「のだめ」が第6話まで来ました。

 Sオケの進取の気性(gumption)は聴衆を楽しませ、私を明るく前向きにします。 普段のSオケはアットホーム(homey)で、楽しかった高校の部活(=室内楽部、chamber music club)を思い出しました。もし音大があんな楽しい場所だったら通ってみたいと思いました(もちろん能力があったらの話ですが^^;)。  そして、シュトレーゼマンと千秋君との最初にして最後?の競演はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番でした。私も大好きな曲ですが、最近では第1楽章を女子フィギュアスケートの村主選手が演技曲に使ったり、第2楽章の主題が名曲「All By Myself」のイントロ部分に使われたりしてますね。巨匠というのは・・・やはり大きな存在です。まず巨匠と出会う幸運が必要であり、そして巨匠から全てを吸収するには時間があまりにも限られている。それだけに巨匠と共有できる時間が美しく尊いものとして感じられるのです。

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2006年11月18日 (土)

じゃじゃ馬慣らし

さて、ちょっと遅くなったのですが、「新感覚☆キーワード(9月号)」の復習の2回目です。今回は「馬」に関連するphrasal verb を中心にまとめてみました。

pull+副詞 :乗り物系の表現(馬→車の時代の流れがポイント)
pull up (車を)止める←手綱を引いて馬を止めるときに馬が一瞬上(up)を向く様子から
pull in (車を)道路脇に寄せる(止める)←手綱を引き、インコース(=ラチ沿い=道路脇)に寄せる
pull out (車を)追い越しのために車線変更する←手綱を引き、外(out)に持ち出して追い上げるイメージ。
pull off (車を)道路脇につける←手綱を引き、コース(車線)から外れた状態(off)へ
 
 「pull up」以外の解釈は私の推測ですが、競馬場のコースをイメージしたら意味がすっきりとれたのでこれで覚えることにします。

break in (馬・車・人など)を慣らす
・He is good at breaking in vicious horses. (彼は荒っぽい馬を慣らすのがうまい。)
 他の例として、break new students in 「新入生を(学校に)慣らす」、break in one's new shoes 「新しい靴を慣らす」。break in と聞くと、泥棒などが家に「押し入る」イメージが先行しますが、これらの場合のbreak の対象は「不慣れな状態」で、それを壊して"in"=自分の領域に入れる(→手の内にいれるイメージ)、といった解釈になります。ちなみに気性の荒い馬にviciousが使えるんですね~。昔の「やさビジ」に「・・・they have a vicious sting (それら=BB弾には激しく刺すような痛みがある)」というくだりがありました。そのときのテキストには「(天候や苦痛が)激しい」と書かれていました。

carry off (賞や名誉を)勝ち取る、何かをうまくやってのける
 carry (何かを身につけて持ち歩く)+off (何かから分離する→さっと奪う)=さっと奪って持ち運ぶ。
carry off the first prize 一等賞を獲る
 何かをうまくやってのける意味ではcarry off =pull off ですね。
 調べていて面白かったのは冠詞の違いで意味合いが変わる以下の例です。
 pull off a coup (大成功を収める)/pull off the coup (クーデターを起こす)

このcoup (発音は[ku:]、pはsilent)はフランス語由来で、英単語としては初対面でしたが、実は日本語のクーデターであったことにびっくり。でも、coup の意味が「大成功」と「クーデター」の2つあるというのはなかなか微妙なトコロです。

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2006年11月15日 (水)

afford

 ビジ英・10月号p.44に次のような表現がありました。
・College counts so much that you can't afford not to afford it.
 「しかし、大学とは、それ(=お金を払って有料道路を通ること)をしないわけにはいかないくらい大事なのです。」
 一種の二重否定ですが、not afford not to ~=~しないわけにはいかない→絶対に~する、というニュアンスがかもし出されています。しかもこんな短い文にaffordが2度も。
 ある映画の宣伝ポスターには、You can't afford to delay. 「あなたは(映画を見るのに)遅れるわけにはいかない」という宣伝文句(pitch)が書かれていました。

 似た表現として、can't help ~ing (~せずにはいられない)を思い出しましたが、このhelpは「阻止する、避ける」という意味でした。

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2006年11月13日 (月)

「略語」の語源

 「略語」を意味するabbreviationは、学術雑誌などのindexのタイトルなどで見かけることが多いですが、それを発音する機会はなかなかありません。その上、スペルも難解でそれこそ略語が必要なくらい妙に長い・・・と思ったら実際にabbr.または abbrev.という「略語の略語」がありました。しかし、この「略語の略語」にしても4~6文字という長さ!(単独の英単語の略語は普通は最初の3文字)。スペル中、「brev」あたりがラテン語のshortに相当する部分のようです(cf. brevity 短さ・簡潔さ)。

 また、略語の1つに頭字語(acronym)がありますが、-nymで終わる名詞で会話に使えそうなものをpick and choose しておきます。
 autonym(本名、実名)、pseudonym(偽名/ペンネーム)、anonym(匿名者)。これらのうち、後ろ2つは語尾に-ousをつけて形容詞化でき、その場合には語頭のアクセントが1音節後ろにずれます。ふと、anonymous の響きからunanimous (満場一致の)を連想しましたが、こちらのスペルは「-nymous」ではなく「nimous」なんですね(アクセントパターンは一緒)。→cf. anonymous unanimous

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2006年11月11日 (土)

Oxymoronの語源

 商品名や映画タイトル名などは印象に残るネーミングが大事ということで、よく使われるのがoxymoron(撞着語法/矛盾語法)。私も大好きなrhetoricの1つです。これは相反する言葉を同時に使うことによる効果を利用したもので、宣伝業界ではビールのCMの「コクがあるのにキレがある」でおなじみの「コクキレの法則」や、芸名では「劇団ひとり」がよい例(shining example)ですね。
 おもしろいことに、「矛盾」という言葉と同様、「oxymoron」自体もoxymoronで、「oxy」は「鋭い」、「moron」は「鈍い」をそれぞれ意味するギリシア語からできた単語です。「oxy~」と聞くと、つい酸素(oxygen)を連想してしまいますが、こちらは「oxy=acid(酸)」+「gen=generate(生み出す)」で、酸を生み出す素(発見当時は酸化物=酸と考えられていたため)。でも、酸味=鋭い味なのでoxyの由来は同じのような気がします。確かにoxyを発音すると酸っぱそうな音です。一方、moron は英語にもなっていて、「愚か者」を意味する名詞。これは形容詞dull の意味展開(鈍い→頭の回転が鈍い=愚鈍な)と共通ですね。

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2006年11月10日 (金)

けがの功名

 最近、退院したばかりの友人が病気をきっかけに健康管理をしっかりするようになったそうです。まさに「けがの功名」ですが、英語で何と言うのでしょう。ビジ英リスナー仲間に教えてもらいました。

lucky mistake
 oxymoronですね。病気の場合はlucky sick と言うのかもしれません。偶然性が少し表に出る表現ですね。

pull the fat out of the fire
 「」が頭韻を踏んでいますね。 手元のイディオム辞典にはThe fat is in the fire. で「油が火の中にある→もう取り返しがつかない、今に大変なことになる」という表現が載っていました。上記の表現は、火の中から(火傷を負いながら)油を抜く、という意味になり、とても痛々しい表現ですね。

あと、ビジ英(2005年6月号p.40, 52)から1つ紹介↓
a blessing in disguise 不幸に見えて実はありがたいこと・つらいがためになる経験など
 ためになることが変装した状態(in disguise)にある、ということで。形容詞のlucky を使うと偶然性(fortuity)が強調されるのに比べ、こちらはちょっと「悟り(enlightenment)」が感じられるフレーズですね。

 余談ですが、愛用のイディオム辞典、インデックスが使いづらくていつも難儀なんですが、目的の表現をうろうろ探しているうちに他の表現にも目がとまって覚えることがあります。まさに、けがの功名です(笑)。

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2006年11月 7日 (火)

ビジ英・10,11月号の復習(競馬編)

allowance お小遣い(10月号,p.36,2行目)
 allowance=「許可量・割当量」ということで、海外競馬では馬齢・性別に応じて許される重量のことを指します。「アローワンスレース」は別定の一般戦のこと。発音はアラウアンスであることに注意ですね。例えば、日本の競馬ではsex allowance は2kgです。

発音がまぎらわしい似た例としては、award=「アワード」は「賞」を意味する日本語表記ですが、発音はアウォードですね。ward off (防ぐ,p.22,2nd見出し語)、war(戦争)も同じですが、p.25のDaily Quiz(1)(a)のonward は[α'nwэ(r)d]で、しかもアクセントが頭なのが難しいところ。この副詞は日本の会社名の一部にもなっていますね。これはforwardと同じ発音パターンとして覚えることにします。

ex. My kids have been hitting on me for rises in their weekly allowance.
   子供達は週決めのお小遣いの値上げを私にせがんでいる。

put someone out to pasture/grass 現役を引退させる・閑職をあてがう(11月号,p.18,9行目)
 老齢になった競走馬を厩舎(stable)から出して放牧地(pasture / grass)へ置く→引退させる、という意味だそうです。これはなかなかシビアでリアルなidiomです。前にビジ英に出てきたgreener pasture(s) なら転職先の「新天地」のような意味で使われるんでした。The grass is always greener on the other side of the fence. (隣の庭の芝生はいつも青い)からの類推でしょう。

 ex. My father doesn't want to be put out to pasture.
   私の父親は現役を引退させられたくないと思っている。

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2006年11月 5日 (日)

ビジ英・11月号の復習その1

just what the doctor ordered おあつらえ向きの物事(p.10, 3行目)
 いかにも口語ならではの表現ですが、字面通りにシリアスに受け取られてしまう可能性もありますね。それならば、少し前のビジ英に、同じ意味で「just the ticket / job)」が出ていたので、こちらの方が短くて使いやすそうです。

a breath of fresh air 新風、一服の清涼剤(p.10, 2nd見出し語)
 2005年4月から始まった「ものしり英語塾」のJ.天願さんの第1回目の放送がカーペンターズの「We've Only Just Begun」でしたが、この曲がリリースされた当時、全米でベトナム戦争の反戦運動が繰り広げられていたという暗い時代背景に触れながら、この曲を「like a breath of fresh air (=一服の清涼剤)」と形容していたのが印象的でした。

cluster around ~の周りに集まる・集める(p.10, 3rd見出し語)
 このクラスターは日本語にもなっていますね。非人道的兵器として名高いクラスター爆弾(cluster bomb)は、爆弾本体にたくさんの子弾が「集まって」入っているわけです。他には、分子の集積体「分子クラスター(molecular cluster)」がありますが、水分子のクラスターの状態はお酒などの味に影響を与えるとも言われています。

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2006年11月 3日 (金)

ビジ英・10月号の復習その4

plain and clear (p.48, 9行目) 明確な
 連語ではないようですが、「簡単明瞭」といった感じ。他にclearがらみでは、昔、ビジ英でも出てきたcrystal-clear (一点の曇りもない)は、文字通り、結晶(例えば水晶)のように澄み切った透明感が連想されます。また、声明や主張が明確な場合には、loud and clear という連語がありますね。
 一方、squeaky clean (無傷の、まっさらの、p.48,下から9行目)は、洗ったきれいなお皿がキュッキュッと音がする(squeaky)といったイメージ(byクリスさん)。これは食器用洗剤のCMそのものですね。

 これでだいたい10月号の復習はおしまいですが、テキスト巻末の「Business Word Power」から1つ発掘単語がありました。

flip-flop (p.92, I-9) 突然の変換・転換
 問題文は、Another (flip-flop)! (言っていることが)またころっと変わった! でした。
 この問題、私は複数形のflip-flops でビーチサンダルという意味しか知りませんでしたので、dress code (服装規定)にひっかけたdammyかと思ってしまい不正解。早速、セットフレーズ集の頭韻型リストに訳語を追加しました。flip 単独で「反転する(こと)」、flop 単独では「ドスン/バタンと落ちる/倒れる(音)、失敗(する)」、これら2語の組み合わせで音感が伝わってくる表現です。ちなみに、FLIP-FLAP という双子の女性歌手がいますが、flip-flap はflip-flop のつづりのマイナー版のようです。関連表現として以下のものを押さえておきます。do a flip-flop (180度転換する、とんぼ返りをする)、flip-flopper (考えをコロコロ変える人)。

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2006年11月 1日 (水)

ビジ英・10月号の復習その3

shell out しぶしぶ支払う(p.36, 6行目)
 shell だけで「殻から出す」という意味の動詞で、財布がカタい殻で覆われていて、そこからしぶしぶお金を出すというイメージがぴったりです。同じ意味のidiomで、cough up がちょっと前のビジ英に出てきていました。

comparison shopper (競合商品の)比較調査員(p.40, 中段)
 これを聞いたとき、思わず compulsive shopper (衝動買いをする人)を連想してしまいました。いずれにしても、shopper は「お店を経営する人(shopkeeper)」ではなく、「買い物客」であることに注意ですね。

scion (名門・貴族の)御曹子、末裔(p.46, 1st見出し語)
 テキストでは「末裔(まつえい)」のかわりに「子孫」と書かれていましたが、日本語で「末裔」を使う時はとくに由緒ある家系といったイメージなので差し替えてみました。余談ですが、NHK朝の連続テレビ小説・「純情 きらり」では、西園寺公麻呂(さいおんじきみまろ)というピアノの先生が登場していました。お屋敷に住んでいて、いかにも「名家」の出といった設定だったので「Scion寺」と当て字をしたらすんなり覚えてしまえそうです(笑)。

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